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令和5年度 西川町二十歳を祝う会

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山形県西川町

令和5年度西川町二十歳を祝う会が8月14日、交流センターあいべで開催されました。会場には35人が出席し、菅野町長から祝辞が送られ、成人代表として佐藤真旺さんが記念品を受け取りました。また、古澤諒さんが「大人としての自覚を持ち、責任のある社会人として歩んでいくことをここに誓います。これからもご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」と謝辞を述べました。
式典後、同級生や先生方と自由に記念撮影や談笑を楽しみ、懇談の場「二十歳のつどい」では、思い出話に花を咲かせ、終始笑顔が溢れる和やかな会となりました。

◆二十歳の主張(一部紹介)
東海林祐多さん
私が小さい頃、大人に抱いていたイメージは言葉にできないかっこよさがあって、なんでも知っているイメージでした。しかしどうでしょうか。大人になった私は何も知らないし、心はいつまでも少年のままです。では大人と子どもの何が違うのか。それは自分のしたことに対して後始末ができることだと私は考えます。これがいわゆる責任になってくるのだと思います。私たちは責任を持つ年齢になったのです。これからはなぜ、その行動をとったのか、という意味を考えて行くことが重要になってくると思います。意味を考えながら行動することで、自分の意志で行動したという自信になるし、失敗した時に責任を取りやすくなります。
これらの考えに至る以前の私はどこか他人からよく思われたい、完璧の状態でいなければならないと思っていた節がありました。努力はしないくせに見栄は張りたかったのです。しかし、先に述べた考えに至ったときは、完璧な状態じゃなくていい、自分をよく見せなくていいと思えてきました。自分の中にあるちっぽけなプライドを捨て、無駄に背伸びした自分を演じ続けるのではなくありのままの自分を受け入れること、そして、私が私自身をしっかり見てあげることが大切だと気付きました。私のことを表裏なく信じてあげられるのは、私自身なのです。
私たちが歩んでいく未来は前途洋々たる未来ではないと思います。きっと辛いことの方が多いでしょう。時にレールが見えなくなり、進めなくなってしまうことがあるかもしれません。でも、そんなところも私自身だと受け入れていくのです。きっとそのような繰り返しが人生だと思います。必死に生きて、生きて、途中で小さくてもいいから私なりの幸せを見つけられたら、きっと人生は明るくなります。人生100年時代と言われる今、ゆっくり、必死に生きていきます。

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