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自治体の皆さまへ

菅野大志の「いどばた会議」vol.29

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山形県西川町

まちづくりに関する活動や近況などを西川町長・菅野大志が綴ります。

■今月の大ニュース!
『西川町が国連世界観光機関のベストツーリズムビレッジに選定!』

1.国連が西川町を自然のものを活かした観光地域として認定!
このたび西川町は、国連世界観光機関(UNWTO)が行うプロジェクトで持続可能な観光地域に与えられる称号「ベストツーリズムビレッジ」に県内初、日本では7番目に選出されました。
日本のこれまでの選出は、6町村のみであり、今回の選出で世界に認められる日本有数の観光地としての仲間入りを果たすことになりました!

▽日本の選定地域は以下の通りです。
北海道ニセコ町、京都府美山町、北海道美瑛町、宮城県奥松島地区、長野県白馬村、岐阜県白川村、山形県西川町、鹿児島県天城町

これまで町は、出羽三山信仰や山菜等の自然の恵み、自然を活かした観光で栄えてまいりました。一方で、豊かな自然環境の代償ともいえる雪が人口減少に拍車をかけました。
この度の受賞は、先人の方々による不断の努力の賜物でございます。これからは、雪を含めた、今ある自然・営みを活かして観光を通じた地域の活性化に取り組みます!西川の自然・暮らし・文化そのものを観光商品とし、観光を通じて生業が生まれることで、地域を守り、食を守り、おもてなしや信仰の文化を守っていきたいと思います!自然体の観光で生業をつくる!これに徹したいと思います!
また、今年9月、観光庁から、リッチな観光客向けのモデル観光地として、山形県が採択されました。その中心は、三山信仰であり、西川町への観光にも更なる追い風となりました!

2.西川町が「かせぐ町」として、立て続けに全国放送で紹介されました!
今、話題の「103万円の壁」。これを上昇させることにより、地方自治体の税収が減少する可能性がある。そんな中でも、西川町は、自力で「かせぐ自治体」として、TBS毎週土曜日夜に放送する「情報7daysニュースキャスター」と、テレビ朝日の夕方の全国ニュースで紹介されました。
出演した、内藤副町長、かせぐ課の石川課長、横川主事、お疲れさまでした。
私は、トイレにいるときでも、いろんな省庁のホームページで補助金がないか探して、職員ととともに勉強して、町民の皆様の笑顔をみること、悩み事を解決することが生きがいです。
その時に、いつも思うのは、国は、高齢者への給付はある程度充実しているものの、高齢者の健康寿命増進に向けた取組の補助金が少ないと感じていました。
しかし、健康寿命を延ばすために、ミニデイをするにも、文化芸能活動を支援するにも、町のお金を使っています。これから、たくさんミニデイやいきいきサロンや文化芸能活動を応援したいと、稼いだお金を「高齢者支援等かせぐ基金」として貯めることにしました。
公園や月山カヌーセンターの愛称の命名権NFT、デジタル住民票の販売。相談・講演料は50万円、視察料は1人5,000円をいただいて、稼いでいます。
これからも、前例にとらわれずにいろいろ考えていきたいと思います。

3.本年は、町の取組にご理解、ご協力、ありがとうございました!
私が子どもの頃感じていた劣等感。中学・高校のころ、西川に住んでいることで、なんとなく感じていました。
今の子どもたちには、そんな劣等感を感じさせたくない一心で(視察料や補助金獲得などで)かせぎ、人をつなぎ、町民の皆さまが笑顔でいられるよう、職員と共に頑張ります!みんな、仲間だ!エイエイオー!来年もよろしくお願いいたします。

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