《特集》令和6年度当初予算紹介 町の挑戦!生産年齢人口令和12年度までに増加!

3／22

～対話でお聞きした事業を速やかに実行し、日本中に西川町を発信!～

令和5年度に策定した第7次西川町総合計画において、町は令和12年度までに目指す町の姿と5つの基本目標を掲げています。目標達成を目指して編成した令和6年度当初予算の概要を紹介します。

■令和6年度当初予算は74億7,800万円
令和6年度の当初予算は、前年度比12.3%増の74億7,800万円で過去最大となりました。補助金やふるさと寄附金などを活用し、町の貯金の取崩を抑えていきます。

▽74.8億円
前年度：66億5,800万円
前年度比：+12.3%(+8.2億円)

▽ここがポイント!
・年間44回の対話会、各区からの要望、町民ニーズ、市場調査を十分に反映
・徹底した補助金活用による財源確保
・予算総額が大幅に増加→町の基金(預金)の取崩額を大幅に減少

■予算を認めるか否かの6原則+1
(1)ニーズベース(対話により要望を確認)
(2)地域課題の解決(町や地域の課題解決に結びつくか)
(3)町内の資金循環・経済効果(町内にお金が流れているか、予算額以上の効果があるか)
(4)関係人口の拡大(観光客以上移住者未満の西川ファンが増えるか)
(5)持続可能性(事業継続ができる無理のない政策か、将来的に民間主導の事業にできるか)
(6)財源確保(国、県、民間補助金で申請(挑戦)できる財源はないか)
+情報発信(事業の完了は、情報を町内外へ発信するまで)

■一般会計歳入
74.8億円

▽国庫支出金(国からの補助金等)
アイデア勝負の補助金獲得などを見込み前年度比1.7億円増の11億7,800万円

▽地方交付税(どの市町村も一定のサービスを行えるよう国から交付される資金)
これまでの交付実績や地域おこし協力隊、集落支援員等の大幅な増加により5.0億円増の28億5,000万円

■一般会計歳出
74.8億円

▽普通建設事業費(工事等)
月山湖のカヌーの拠点として、月山カヌービレッジ整備事業や水沢温泉館浴槽水ろ過装置更新事業などにより前年度比3億9,800万円増

■対話に基づいた予算編成(主な事業)
・月山カヌービレッジ整備事業…6.9億円
・町立病院の赤字補てん費用…3.1億円
・除雪事業、除雪機械購入事業…2.6億円
・集落支援員・地域おこし協力隊事業…1.6億円
・水沢の宿泊付き食堂事業…1.2億円(水沢区長から、水沢に宿泊機能付き食堂の建設について要望をいただきました)
・高円寺出店・保育園留学等関係人口事業…1.1億円
・町の保健室・月山リフト下えき整備事業…0.7億円
・高齢者支援強化事業…0.5億円

事業の詳細は5月号に掲載します。