まちづくりに関する活動や近況などを西川町長・菅野大志が綴ります。
■今月の大ニュース!
『令和5年度の出生は10人!一方、小学校に5名の転入生!人の流れが出てきたぞ!』
1.町の総合計画の進捗良し!10年後に人口増も?
就任して2年、町民の皆さまのご協力、職員の頑張りにより、町の中期計画は、うまく進捗しています。このまま進捗すれば、10年後(2034年)に人口増も夢ではありません。
2.予算は過去最高も財源調達が成功→貯金取崩は半減→健全な財政確保
令和6年度予算(74億円)が賛成多数でご承認いただきました。地域の課題、町民の皆さまの悩みを解決するには、お金と人が必要であり、お金がないと何もできません。
金庫番の財務省での経験を活かし、使える補助金は獲得して町の貯金を貯めるとともに、長期的に健全な財政を運営しています〔図1〕。今年度は、稼ぐ力(観光・産業振興)を更に育てつつ、課題を抱える農林業への投資も行い、地域支援・子育て・高齢者支援政策を進めていきます。
今回の予算策定では、財源を確保して、生活の利便性を上げる取組をしています。
例:地域交通を守るのは、月山観光タクシーさん1社のみです。人材を確保すれば、福祉バスもデマンドタクシーも利用拡充できます。しかし、そのためには、人が集まるような給与でなければなりません。このため、国の制度(特別交付税、集落支援員制度)を徹底研究した結果〔図2〕、町の負担を変えずに、地域交通予算を昨年比1.5倍増とすることができました。やればできます!
▽図1 令和4年度の村山地方の財政調整基金と減債基金の合計 (単位・億円)
▽図2 バスの運営費に関する国の特定財源補助を活用
3.町民の皆さま、西川町建設クラブからいただいた義援金を志賀町長に届けました!
この度の能登地震で、最大震度7を観測した石川県志賀町を訪問。縁があり企業版ふるさと納税を活用した両町協働事業をつくれないか!とお声がけいただき、稲岡町長と協働事業について話し合いました。西川町への期待は、企業版ふるさと納税を活用した志賀町支援!頼られたら応える!また、西川町の皆さまからいただいた義援金をお届けしました。西川町建設クラブの皆さま、寒い中、募金活動を行ってくれた、ママさんの有志団体「ままαs」の皆さま、ありがとうございました。
4.地域のお悩みをお聞きする機会を頂き、感謝です!
これまで西川を支えてくれた高齢者が安心して暮らせる生活を目指します。このためには、対話により地域の意見を聞くこと。先日は、海味のドリームクラブさんと30人分のオムライスをつくりました。その際、免許返納後の生活の足を充実するような要望もいただきました。
午後のデマンドタクシーを増やせないのは、ドライバーの確保と乗合が推進できていないこと。前者は、国の補助を調べつくして交通関係の予算を増やすこと、後者は、デマンド利用者の生活パターンを調査分析する必要があります。仮説になりますが、町立病院へ通院されている方に対して、可能な限り地域ごとに通院曜日を決めて計画的に送迎したいと考えています。それには、生活パターンを理解するための個別の対話が必要になります。大変ですが、向き合わなくてはいけない。
5.西川町の取組が全国に報道され、地方創生大臣と意見交換!
西川町は、対話による地域課題をみつけ、それを解決できる民間を調べ、財源を見つけつつ、職員を育成する取組が功を奏し、視察が増えてきました。
また、「提言の広場」等報道が増えたことにより、自民党政務調査会で発表する機会もいただきました。そこでは、政策の実現力とスピードに関して、牧島かれん前デジタル大臣からご質問いただきました。また、自見はなこ地方創生大臣と個別に意見交換することもできました。取組が評価されたことにより、4月からは視察料もいただくほか、県外からも職員採用試験に受験してくれるようになりました。このように新たな人とお金の流れを大きくするよう反復してまいります。
6.就任3年目!課題山積ですが、行政経験を活かし中期的には理解いただけるよう頑張ります
時には、町の政策に理解いただけないこともあると思います。例えば、1月のキャッシュレス決済キャンペーン。これは、年末にある販売店の撤退情報が持ち込まれました。しかし、当時、これを公開することができません。町としては、生活に大きな影響がでるため、しっかり対応しなくてはなりません。このため、町は、できるだけ経済効果が多く、財源を効果的に使い、町外を含めた購買力を増やす事業として、キャッシュレス事業を企画し、なんとか解決することができました。
「なるほど、そういうことだったのか!」と後になってご理解いただけるよう、私も町も信頼していただけるよう実績を積み重ね、政治家として決断してまいります。まもなく就任して3年目を迎えます。今年度も何卒よろしくお願いします。
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