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自治体の皆さまへ

地域とともに歩む西川町立病院 様々な協力のもとに医療機能を確保しています!

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山形県西川町

当院は、現在の町職員の医師だけではとても手が回らないため、他の医療機関からの医師派遣協力を受けています。このような当院の医療機能を確保するための取組みや研修医の受入れ状況などを紹介します。

■医師確保への取り組み方
当院では、医療機能を維持する上で「医師確保」という課題と常に向き合っています。その対応として経営強化プランでは次のとおり計画しています。
(1)若手・中堅の常勤医師の確保は、過去に当院での勤務実績のある医師に定期的に情報を提供して関係性を強化し、確保に結びつける。
(2)地域医療の現場で働くことを目指している医師や学生等と様々な機会を通じて積極的につながり、関係性を構築する。

■日々の医療機能確保のために
当院の町職員の医師は常勤が3名、非常勤が1名という厳しい体制です。このため、山形大学医学部附属病院などから医師の派遣協力を受け、非常勤医師として、外来診療、休日診療を含む宿日直などで支えていただいています。

▽非常勤医師のみなさん
詳細は、本紙をご覧ください。

■臨床研修医の受入れを継続
当院では、約20年にわたり、山形県立中央病院地域医療研修プログラムの研修医療機関として、臨床研修医の受入れを行っています。今年度も、6月から12月にかけて4週間ずつ5人の医師の研修を受け入れます。
当院は、この臨床研修の「現場」を提供することで若い医師の皆さんから地域医療の現状を知っていただき、将来的な医師確保につなげたいと考えています。
今年度最初の受入れとして、6月24日から7月19日まで寒河江優佳先生が研修を行いました。
また、7月22日から8月16日までは秦野智晴先生が研修を行っています。

▽今後の臨床研修医の受入れ予定(敬称略)
詳細は、本紙をご覧ください。

■寒河江優佳先生からコメントをいただきました
1ヶ月間という短い間でしたが、大変お世話になりました。大井沢診療所では地域研修ならではの経験をさせていただきました。診療所では、より地域住民の方々との信頼関係が大切だと感じました。患者さんの家族背景や住んでいる環境・場所、社会的背景などより密接に関わる部分が多く、様々な医療スタッフが関わりながら支えていくには信頼関係があってこそ成り立つものだと感じました。
また、診療の難しさも感じました。三次医療機関とは異なり、いつでも検査ができるわけではない状況下では問診や身体診察から患者さんの状態を推測しなければならず、その経験と技術が必要だと痛感しました。
今回の研修で学んだことを生かして、これからの診療に役立てていきたいと思います。ありがとうございました。

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