伊藤貢先生の元気アップ!運動教室【PART314】

10／21

■今月のテーマ
筋力トレーニングのすすめ(2)

国内の筋力トレーニング(以下、筋トレ)の実施率は9〜29%で、18〜19歳が最も多く、年齢が上がるにつれて減少するとされています。健康や体力には個人差があるため、各自の状態に合わせて調整する必要がありますが、健康づくりを目的とした筋トレの頻度については、健康増進効果が確認された筋トレの研究や、疾病発症および死亡リスクに関する報告から、「週2〜3日」が推奨されています。
以前紹介したサルコペニアは加齢が主な要因とされており、筋肉(骨格筋量)の低下は25〜30歳頃から始まり、生涯を通じて進行するとされています。今の体づくりが将来を変えるかもしれません。
毎週水曜日の14時から、西川町民体育館で「楽楽運動教室(奇数週)」と「ゆる楽運動教室(偶数週)」を開催しています。週2〜3回の筋トレのうちの1回として、ぜひご活用ください。たくさんの方のご参加をお待ちしております。

▽参考・引用資料
・厚生労働省HP　健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
【HP】https://www.mhlw.go.jp/content/001194020.pdf
・生労働省生活習慣病予防のための健康情報　サイトサルコペニア
【HP】https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-087.html

◆背中の筋力を強化しよう!(5～10回)
うつ伏せで両手を伸ばし、上半身をみぞおちまで持ち上げる。
↓↑
上半身をキープしたまま、両肘の上げ下げを繰り返す。
・背中と肩甲骨周りの筋肉を意識する。

低強度版
・両手を下げ、上半身を持ち上げたら、ゆっくり床に戻る

※詳細は、本紙をご覧ください。

▽注意点
(1)呼吸を止めずに(踏ん張らずに)行いましょう!
(2)体に痛みを感じたときは、運動を中止してください。
(3)可動域制限がある方は、無理のない範囲で行ってください。