伊藤貢先生の元気アップ!運動教室【PART318】

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■今月のテーマ「何事もバランスが大事」
バランス能力は、立つ・歩くなどの基本的な生活機能に重要な能力で、転倒予防にも関わります。視覚(目)や体の感覚(筋肉・腱・関節、足裏の感覚)、三半器官(耳)の情報などから脳が総合的に処理して、筋肉が指令を実行する(働く)ことで姿勢を保ち、バランスを取ります。
筋力が低下するとバランス能力も低下します。筋力トレーニングに加えてバランストレーニングを併せることで、より効果が期待できると考えられています。さまざまなトレーニング要素を取り入れた運動で、動ける体をつくりましょう。
西川町では、毎週水曜日の14時に町民体育館で「楽楽運動教室(奇数週)」と「ゆる楽運動教室(偶数週)」を開催しています。ソフトジムボールやストレッチポール(R)などのツールも使いながら、さまざまな運動を行います。健康づくり・体づくりの機会として、教室をご活用ください。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

▽参考・引用資料
※厚生労働省生活習慣病予防のための健康情報サイト　e-ヘルスネット
【HP】https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-04-009.html
バランス運動の効果と実際e-ヘルスネット(厚生労働省)

◆体幹のトレーニングで体の安定性を高めましょう!
(お腹・お腹の脇・太ももの内側などを意識しながら、5秒キープ×5回)
(1)姿勢を真っ直ぐにして、横に寝る(下の腕を枕の代わりにする)
(2)両脚を一緒に持ち上げる(閉じた状態で上げ、離れないようにする)

◇レベルアップ(バランス・安定性の強化)
(1)下の腕を伸ばし、手の平を天井向きにする
(2)下の腕と耳を付けたまま、肩まで持ち上げる(安定できるところでキープする)

▽注意点
(1)体に痛みを感じたときは、運動を中止してください。
(2)可動域制限がある方は、無理のない範囲で行ってください。
(3)呼吸は止めずに(踏ん張らずに)、行いましょう。