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職員プロジェクトチーム始動

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山形県金山町

課題解決へ!課の枠を超えて広い視野で発想の転換を町民の健康と幸せのため 3チーム20名の職員が本気で挑戦!
・人口減少カーブの緩和
・町民への明るい展望
・所得向上対策

■チームA「人口カーブの減少」
町の総人口は、5月末現在で4,911人となっており、最新の町独自による人口推計では、20年後に、2,705人になると予測されています。少子化・高齢化は、国の統計よりはるかに早く進む試算になりました。
人口は、町の財源の大きな割合を占める「地方交付税」の算定基準にもなっています。また、働き盛りの世代が少なくなると、町の税収が減り、公共サービスの低下につながりかねません。
人口減少の要因の一つに、若い世代、特に20代の転出が大きな課題となっています。住環境など定住対策、子育てしやすい支援政策を見直し、どうやったら金山に住んでもらえるかを考え、事業提案を行う予定です。

■チームB「町民への明るい展望」
ここ数年、町では「財政健全化」を掲げて町づくりを進めてきました。将来を見据えて、事業や公共施設の廃止・統合・縮小などに取り組み、財政の回復の兆しが見えてきたことから、明るい展望を抱けるように町づくりをシフトチェンジしていきたいと考えています。
コロナ禍で金山まつりをはじめとする地域や地区のお祭りが縮小傾向にありましたが、やる側・観る側・参加する側が三方良しとなるあり方を議論していく必要があります。地域が活性化するようなイベントや仕組みづくりを再考していく時期にあります。
また、町有地や旧小学校など町所有の建物が有効活用されていない建物を有効活用するための新しい事業提案を行う予定です。
さらには、金山で「道の駅」設置に関する意見交換や調査、議論等も行う予定です。

■チームC「所得向上」
昨年度からの継続テーマでもある「所得向上」は、町民の皆さんが豊かに暮らすためには欠かせないテーマです。
金山町は、新庄・最上管内で最も農業における平均所得額が低いデータが出ています。米・ニラ・ネギ・キュウリ・トマト・落花生以外の産地化に繋がる作物を検討してみる予定です。また、現在採れる農作物のさらなるブランド化や加工食品等の開発の可能性もアイデアを出し合い、支援策も含めて議論します。
また、商工業従事者の所得向上についても課題等を分析し、町内全域の小売店、商店の売り上げアップにつながるような提案をする予定です。

■町民の幸せのために
若手を中心とした職員は、3チームに分かれて、町民ニーズを調査・把握しながら、課の枠を超えて、前例にとらわれない自由な発想で議論しあい、9月末までに事業提案を目指して活動します。
役場内ではこの他にも「DX推進」、「健康づくり」のプロジェクトチームが昨年度から継続で活動しています。プロジェクトチームは、町民の幸せと、町に誇りを持って住み続けてもらうために、挑戦し続けます。

問合せ:総合政策課 政策推進係
【電話】29-5602

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