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自治体の皆さまへ

春を楽しみに!フラワーコネクション

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山形県金山町

今年度からスタートした「金山町フラワーコネクションプロジェクト事業」。県内ご出身で全国的に有名なガーデンデザイナー青木真理子(あおきまりこ)氏(長井市)に植栽コーディネートを依頼し、来年の春に向けて、金山町農村改善センターと大堰公園休憩所で植栽を行いました。本事業は、景観施策に新しく「花」という要素を加え、自然・景観・観光・人を花(flower)で繋げ(connection)、町民運動へつながる事業への展開を目的としています。植栽は金山町の自然の風景に調和するように、宿根草(多年草)を中心に選定。雪国でも根付く花々をどうぞお楽しみに!

■花でつなげる風景と人 青木真理子氏
山形県長井市在住。2018年国際バラとガーデニングショウにて大賞および国土交通大臣賞受賞、その他コンテストにおいても数々の賞を受賞、各種テレビ雑誌等メディアにも多数出演。人にも植物にも無理をさせない自然体な庭づくりを意識し、豪雪地帯ならではの特徴を掴みながら自宅の庭を造り続ける。6月から10月末の期間でガーデンをオープンしています。

芽吹から枯れ姿まで、花だけではない植物が織りなす季節の移ろいを感じられる、足を運びたくなり近づいて見たくなるようなガーデンとして設計しました。また、雪囲いや植え替えが不要で管理が容易、冬は地上部が休眠する宿根草のみで構成しました。個々の植物の見頃としての開花期は決して長くはありませんが、季節により表情を変え早春から晩秋まで途切れることなく様々な植物が咲き、一見雑草に見えるようなオーナメンタルグラスも組み合わせることにより季節に魅力を感じられるように造りました。個々の植物の生育サイクルやフォルムや香り、好んで集まる虫の種類も違いますので様々な目線からの楽しみを、折り重なる季節と年月と共に変わっていくガーデンを持続可能な地域づくりとして長く皆様に楽しんでいただけたら幸いです。

11月7日から11月11日にかけて農村環境改善センターと大堰公園休憩所前で植栽が行われました。あいにくの雨にも関わらず、女性団体連絡協議会などから約15名が参加し、91種類、約2,800ポットを植えました。「来年の春がとても楽しみ」と話す皆さんの笑顔がとても印象的でした。寒い中ご協力いただきありがとうございました。

■おすすめの草花を紹介します!
○カラマグロスティス・ブラキトリカ
羽のようにふわふわとしたピンク色の穂をつけるグラス類の一種です。9月ごろから花穂があがり、日光に透けた穂はキラキラとしています。

○アネモネドリーミングスワン
シュウメイギクの仲間で、晩春から秋にかけて開花します。咲き始めは色の薄い半八重咲きですが、気温が下がるにつれて色濃く八重咲きになっていきます。

○宿根アスター
上部に細い枝を多数伸ばして、秋から晩秋にかけて1~2cmの小さな花を無数に咲かせます。色彩は白を基本として、薄いピンク、紫、青紫があります。

○バーベナ(バンプトン)
細い花茎を散りばめ、花は小さくピンクですが、葉茎の色が銅葉で濃いので、濃い紫色の株姿になります。初夏から秋まで開花期が長く、花後の軸姿も綺麗な品種です。

問合せ:役場環境整備課 建設・景観係
【電話】0233-29-5628

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