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金山町町制施行100周年記念プレ企画 わたしの願い

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山形県金山町

金山町町制施行100周年を迎えるにあたり、「わたしの願い」をテーマに町民の方々からご寄稿いただきました。これをきっかっけに皆さんも今の自分をみつめ、金山町の未来について考えてみませんか?

■多くの人で賑わうまちへ
宮地区 矢口 勝義(やぐち かつよし)さん(101歳)
私は大正11年6月29日、今から約101年前に宮地区に生まれました。太平洋戦争の時に、昭和18年から3年間、フィリピンのマニラで日本軍の一員として従事しており、その際に3度、自身の死に直面しました。戦禍から無事に戻ってこられたこと、そして今、こうやって長生き出来ているのは、宮地区にある「竜馬山」のおかげだと思っております。有屋地域は、岸町長時代にダムやスキー場、温泉、遊学の森など、道路も良くなり発展しました。また、沢山の人たちが町のため、有屋のために尽力してくれました。昔は有屋小学校の児童は200人以上おり、大変賑やかでしたが、現在は子供の数も減り寂しくなりました。有屋小学校の閉校時は20名程度だったと記憶しています。今の私の楽しみは、週1回みすぎ荘に行って、みんなと楽しく交流することです。これからの金山町に願うことは、「あの頃の賑わいがある町になってほしい」ということです。地域住民1人1人が、一丸となって取り組めば町の賑わいはきっと戻ってくると思います。

■金山町の誇りをいつまでも
金山町立金山小学校 6年 矢口 木葉(やぐち このは)さん
私は、緑あふれる自然と、心が落ち着く町のみなさんの優しさが大好きです。そして、このような魅力的な町をいつまでも残したいと思い、次のことを考えました。一つ目は、「豊かな自然の保護」です。金山町には竜馬山や大美輪の大杉などがあり、自然に恵まれています。この環境を受け継いでいくには、植林や自然体験、町の自然案内などを行っていくことが大切です。私自身もイベントやボランティアに参加し、自分にできることを続けていきたいと思います。二つ目は、「心が温まる地域行事」です。現在、SNSなどの影響で、人と人との関わりが少なくなっているように感じます。地域のお祭りやおさいどなどは、いろいろな人がつながるよい機会です。私も、地域のおじいちゃんやおばあちゃんに声をかけられると、何だかほっとして、うれしい気持ちになります。そのため、これからもできるかぎり地域行事に参加し、地域の人との関わりを広げていきたいと思います。私は、自分のふるさとである金山町に誇りをもっています。自然や地域行事、温かい心をしっかり受け継ぎ、これからも金山町の魅力を大切にしていきたいと思います。

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