金山町町制施行100周年を迎えるにあたり、「わたしの願い」をテーマに町民の方々からご寄稿いただきました。これをきっかっけに皆さんも今の自分をみつめ、金山町の未来について考えてみませんか?
■変わらない町であってほしい
金山町立金山中学校2年 三上 修矢(みかみ しゅうや)さん
私は、金山町で生まれ今までの14年間、全く不自由なく生活してきました。振り返ってみると、小さな温かい思い出が沢山あります。幼稚園の頃は、友達とずっとうるさくして遊んで、先生に「きかなす!」と言われ、怒られていた気がしますが、それでも毎日楽しく過ごしていました。小学生になると、家に帰ったらすぐ友達の家に向かって走り、近くの山に登ったり、河川敷でドジョウを捕まえたりして遊びました。毎日新しい場所を見つけて、町にカラスの放送が鳴るまで遊び回っていました。中学生の今は、部活動や生徒会の活動が生活の中心になり、仲間との思い出がどんどん増えています。そんな、私たち子供の成長を町の大人は温かく見守り、時には声をかけてくれます。私はそんな金山が大好きです。私の願いは、この町が人も景観も温かいまま変わらないでほしいという事です。金山には楽しく美しい場所があり、温かい人が多いことは、町民一人ひとりが知っているはずです。そんな金山が、さらに10年、20年先も、私と同じように金山が好きで大事にしたいと思える町、常に大切な思い出の中心にある町、であってほしいと思います。
■金山の美しい未来は私たちから
山形県立新庄南高等学校金山校3年 長沼 星空(ながぬま せいら)さん
金山町に生まれ育ち、この町が大好きなDNAを受け継いでいるなと実感します。好きなところを三つ挙げるなら、美しい自然、綺麗な街並み、人の優しさです。春は桜並木、夏は金山まつり、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々楽しめ、金山住宅が並ぶ街並みも大堰公園の鯉も私は好きです。現在私は「美杉コーラス」で定期的に歌の練習に参加しており、練習後の交流も楽しい一時です。その陰には、私のような高校生を温かく迎え入れて下さるメンバーの方々の優しさがあります。私が通う金山校も、小規模校だからこその良さがたくさんあり、その一つが町との連携です。金山校を大事に思って下さり、多くの支援を頂きながら、私は成長することが出来ました。今度は恩返しをする番です。卒業後は地元で美容師のアシスタントとして働く予定です。お客様を美しくし、心から満足して頂けるような仕事をしたいと考えています。町制施行百周年を迎えるにあたり、美しいこの町が末永く続くことを願っています。そのためにも、私たち若い世代がこの町に誇りを持ち続け、人とつながり、居心地の良い空間を創っていくことが大切です。私も、微力ながら町の魅力を発信しながら、町の発展に貢献していきたいです。
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