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金山町町制施行100周年記念プレ企画 わたしの願い

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山形県金山町

金山町町制施行100周年を迎えるにあたり、「わたしの願い」をテーマに町民の方々からご寄稿いただきました。これをきっかっけに皆さんも今の自分をみつめ、金山町の未来について考えてみませんか?

■時代を先駆ける変革の町づくりを
柳原地区 区長 矢口 一寿(やぐち かずとし)さん
私は金山に流れる独特の空気感が大好きです。上台峠から一歩足を踏み入れるだけで「帰ってきた」と都度実感するのです。「住んで良かったと思える地域づくり」「有屋小学校を中心に有屋は一つ」を合言葉に行なってきた有屋5地区の地域づくりに参画して四半世紀が経過しました。地域の変化をどう捉えて次世代にバトンを託すのか、これが有屋区公連の共通した思いだったと思います。勿論自分達が楽しいと思う活動が前提です。それでもいつしか村から子供達の声が消え、拠り所が消え、高齢者のみが取り残される最悪のシナリオが想定以上の速さで進んでいるのが現実です。しかし、DXや人工知能(AI)が急速に社会に浸透し装備される時代であれば、この辺境の地でも仕事が出来、あるいは産業を興すことが可能かもしれません。若者の都会への一極集中志向が増していますが、今こそ若い力を呼び寄せ定着する施策が望まれます。金山に魅力を感じ、町を愛する多くの子供や若者達が将来故郷を背負って暮らしていける環境を創ることが、これから100年の町づくりの原動力になるのではないでしょうか。

■消防団の「誇り」を継なぐ
金山町消防団 本部付指導分団長 丹 裕之(たん ひろゆき)さん
「永き栄を護るこそ我らが重き任務なり」消防団歌の一節であります先人先輩が築いてきた伝統を、後輩後世に継いで行かなければなりません。しかし課題は多く人員確保は最重要課題であり、様々な待遇の改善が行われましたが根本的な解決には至っておりません。我々は消防団員として金山町民の安全で安心な生活に貢献するべく、日々消防団活動に邁進しております。春季消防大演習では他町村で見ることの出来ない、活気節度ある演習が見栄えすると評判です。また消防操法においても郡内屈指の規律と技術で一目置かれております。消防団歌も他町村には無く「誇り」に思うところです。日常の活動においては町民に安心を与え、有事の際には第一線で町民の命と財産を護る重要な任務であると考えます。昨今の自然災害は想像の域を超え甚大な被害をもたらします。有事にはいち早く駆けつけ対応するのが我々消防団であり、地域の事情も一番知るのが我々消防団であります。故に我々の任務は重要であり「誇り」を持てるものと確信しております。この「誇り」を後世に…

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