職員プロジェクトチーム 7つの事業提案

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■各課の枠を超えた事業推進　テーマは「人口減少カーブの緩和について」
人口減少は、町づくりの大きな課題となっており、5月から役場内で各課の枠を超えた「職員プロジェクトチーム」を結成し、活動を行っています。
今後も少子化による自然減、若い世代の転出、社会減による人口減少が見込まれ、令和32年(2050年)には人口が現在の半分以下になる試算が出ています。人口減少カーブを緩和するため、プロジェクトチームは毎月、調査や研究、議論を重ね、時には先進地で好事例を学ぶなど、精力的に活動に取り組んできました。10月には「事業提案説明会」を開催し、来年度の事業化に向けて以下7つの提案が出されました。

■1　地域おこし協力隊の活動支援で活力ある若者を金山に
地域おこし協力隊を新たに4名募集し、後継者不足や人材確保に苦慮している分野へ登用し、若い人や移住者の視点から活性化を図っていく。

■2　かねやまワーキングホリデー
都市部から金山町に来て、農業などの労働やイベント体験・地域の活性化に向けた活動する人に対し、宿泊費の補助等の支援を行う。

■3　民間アパートを建設居住地を確保
民間事業所の建設資金を補助し、入居者の家賃を抑える。民間事業所が維持管理を行う移住定住対策。建設費を補助することで家賃を抑える。

■4　大学連携による空き家利用促進モデル事業
建築系学部等のある大学と連携し、空家改修に向けたプランやアドバイスをいただく。また、学生と町民の勉強会や拠点整備を実施する。

■5　保育料・給食費の完全無償化と子どもの居場所づくり支援
未就学児の保育料と給食費の完全無償化を図る。放課後の子ども教室、放課後児童クラブの一体化と拠点整備を実施する。

■6　おいしい食文化、学校給食費の完全無償化と食育推進
学校給食費の完全無償化を図り、地域の伝統料理の普及、小中学校での食育の推進で健康的な食習慣の形成や学力向上を目指す。

■7　関係人口を拡大かねやま道の駅
関係人口の拡大を目指し、「道の駅」の実現の可能性、規模・時期・場所・近隣市町村の動向・先進事例の調査研究を継続して行う。

■プロジェクトチーム提案事業の実現に向けて
これら7つの事業提案のうち、新年度事業で採択される見込みのあるものは、現在予算編成中で、新年度に実現できる事業もあります。
この他には、「役場フロントヤード改革」、「健康づくり推進プロジェクト」の2つのチームが、町民の皆さんの健康長寿と生活の利便性の向上を図るために、調査研究や組織の仕組みづくり、予算等を協議しています。

■参加職員の感想・意見
○町立金山診療所　柴田　慧介(しばた　けいすけ)さん
他課の職員と意見交換を行い自分のスキルアップにも繋がりました。今後も金山町の未来のためにプロジェクトチームの活動を継続していくことが大事だと感じました。

○教学課　早森　由香(はやもり　ゆか)さん
様々な年代がメンバーとなって活発な意見を出し合えるチームでした。今後も継続してプロジェクト会議を持ち、どこかに「金山」の根を張ってほしいと思います。

問合せ：役場総合政策課　政策推進係
【電話】29-5602