金山町町制施行100周年を迎えるにあたり、「わたしの願い」をテーマに町民の方々からご寄稿いただきました。これをきっかけに皆さんも今の自分をみつめ、金山町の未来について考えてみませんか?
■介護のチカラで町に恩返しを
特別養護老人ホーム「みすぎ荘」 介護福祉士 大場 悠介(おおば ゆうすけ)さん
私は地元の金山高校を卒業後、酒田市の東北公益文科大学に進学、卒業後庄内の介護施設に就職したが、帰省する度に金山人の優しさや温かさを感じ、金山で働きたいと思い、みすぎ荘で働き始め8年が経とうとしている。小さい頃から両親が共働きだったため、昔から「じいちゃん子・ばあちゃん子」で育ててもらった事もあり、お年寄りと関わる事が好きで、今に至る。小さい頃に友人と公園で遊んでいても優しく見守ってくれている人が必ずいて、安心感があったのを今でも鮮明に覚えている。金山を離れていた7年間、帰省する度に「おかえりー。はえぐ金山さ帰ってきて働いでけろじゅ。金山さいてくれるとありがでなー」と優しい言葉をかけてくれる友人や地域の方が沢山いた。その時、金山はいつでも帰ってきたくなる温かい家みたいな良い場所だなと感じたのも覚えている。小さい頃からお世話になった地域住民の方々の期待に応えられるよう、今後も長所である「優しさ・元気・包容力」を活かし大好きな金山町のために消防団活動と金山祭りを盛り上げつつ、介護の力で金山町に恩返しをしていきたい。
■支え合いの輪が広がる金山町に!
さわやかサロン 理事長 丹 千佳子(たん ちかこ)さん
「さわやかサロン」は、住民参加と助け合いの精神に基づいて、高齢者等を対象に健康で安心して暮らしていくことが出来るようにとの思いで、故岸真喜子理事長が立ち上げました。早いもので23年が経過するところです。これまで続けることが出来たのは、サロンに参加してくださる利用者の方々の沢山の笑顔と感謝の言葉に励まされたことと、ボランティアの仲間が居てくれたからと思っております。そしてまた、行政並びに賛助会員の皆様のご協力があったからです。心より御礼申し上げます。少子高齢化が急速に進む今日ではありますが、子供から高齢者まで、住みやすい金山町であってほしいと考え活動しております。支え合いの輪が町中に広がってほしいと願っておりますので、ぜひさわやかサロンに来て、楽しんでみてください。また、ボランティアを希望する方もお待ちしております。
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