■“もったいなくない”災害への備え
令和4年8月の豪雨災害のあと、防災用品や食品の備蓄を見直したという方もいらっしゃると思いますが、賞味期限が切れているものが混ざっていて捨てた…ということはありませんでしたか?いざというときに備えるのはとても大切なことですが、緊急時に使えなかったのではせっかくの備蓄がもったいないですよね。そこで今回は、食品ロスをしない備蓄の方法として「ローリングストック法」をご紹介します。
(1)災害直後に備える
災害が起きてすぐは電気や水道、交通といったライフラインが遮断されることを想定して、まずは開けたらすぐ食べられるものを選びましょう。緊急時でもエネルギーを補給できるビスケットやレトルト食品、水分補給に水やお茶などを確保しましょう。そして次に、カップ麺やレトルトごはん・魚の缶詰など、簡単な手間でごはんになるものを用意しましょう。
(2)普段の食事で食べる
定期的に保管している食品をチェックして普段の食事に取り入れましょう。実際に食べてみることでいざという時も安心して食べられますし、チェックすることで賞味期限切れも防ぐことができます。
(3)食べた分を買い足す
食べた分を補充して、いつも一定量の備蓄をしましょう。普段の食事に取り入れることで、賞味期限が6カ月程度のものでも備蓄として活用ができます。
備蓄用の食品を定期的に食事に取り入れることで、どこに置いているか、何があるかの再確認もできます。10月は町の防災訓練も行われます。食べ物の備蓄から防災、そして食品ロスについて考えてみませんか?
問合せ先:役場住民課生活環境室
【電話】87-0514
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