■給油中は絶対に離れないで!
気温が下がり、石油ファンヒーターやストーブがかかせない季節になりました。日常的に給油を行うようになると増えるのが油漏れ事故です。油漏れ事故のほとんどは給油を始めてからその場を離れてしまったことが原因で起こっています。
油を回収するためには専用の道具が必要です。回収費用は油漏れを起こしてしまった人が負担しなければならず、規模が大きい場合には数十万円にのぼることがあります。また油は液体なので川や農業用水路などへ流れてしまいます。水が汚染されてしまうと農業や漁業に大きな影響を及ぼすおそれがありますし、もし水道用水の汚染などが起きれば莫大(ばくだい)な損害賠償を命じられてしまう可能性もあります。
○油漏れを起こさないために
・給油が終わるまで、絶対にその場を離れない
・給油前後に、油が止まっていることをしっかり確認
・ホームタンクの状態(固定、配管の破損など)を点検しておく
冬の油漏れ事故は、雪で見えにくく発見が遅れてしまいがちです。もしもに備えて、満タンになると自動で停止する電動ポンプの利用や、ホームタンクに防油堤を設置するような対策も検討してみてください。
ちょっとしたミスや不注意が大きな事故につながります。油の危険性を認識し、正しく、慎重に取り扱いましょう。
万が一油漏れが起きてしまったときは、早急に役場・消防署へ連絡してください。
消防署飯豊分署【電話】72-2222
問合せ先:役場住民課生活環境室
【電話】87-0514
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