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自治体の皆さまへ

オンライン診療の実証実験が始まりました

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山形県飯豊町

~どこでも誰でも診療が受けられる町を目指して~

◆オンライン診療とは
新オンライン診療とは、医師と患者間で、情報通信機器(パソコンやタブレット)を通して患者の診察や診断を行い、診断結果の伝達や処方などの診療をリアルタイムで行う行為のことです。電波が通じる場所であれば、遠く離れていてもインターネットを通じて診療することが可能となります。
情報通信技術の発展と地域の医療提供体制、医療ニーズの変化に伴って、近年ますます需要が高まっており、特に交通の便が悪い山間地や離島などにおいて有効な活用方法と考えられています。
山形県では、全国に先んじて人口減少・高齢化が進行しています。へき地診療所では月数回~週数回しか医師の派遣を受けられないなど、継続した診療日数の確保が課題となっています。

◆中津川診療所で実施中
令和4年度から、村山地域と最上地域においてモデル事業を実施しています。令和5年度は新たに置賜地域において、公立置賜総合病院と飯豊町中津川診療所をつないだオンライン診療を実施し、経営主体の異なる医療機関間によるオンライン診療について実証を開始し、成果と課題を整理します。

◆公立置賜総合病院から
少子高齢化などによる人口減少で、医療資源が少ない地域における課題は、いかに安定して医療を提供するかということです。また、災害時において安定した医療を提供するという面からも、オンライン診療は、これからの地域医療にとって欠かせない診療体制であると考えております。今年度は実証段階ですので、今後も継続して皆さまから意見をいただき検証することとしております。
これからも中津川地区の皆さまに寄り添いながら、医療の提供に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
公立置賜総合病院 経営企画課

◆豊野充所長
オンライン診療は、現地に医師がいなくても診察できるものです。触診や治療ができないといった課題もありますが、水害や雪崩などの災害時で医師が現地に行けなくても「診てもらえる安心感」を提供できると思います。

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