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いいで人の力をまちの力に! ~輝く町民にインタビュー~ 第13回

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山形県飯豊町

今回は、先月に引き続き鈴木文孝さん(椿)のお話を紹介します。

■これからの剣道との付き合い方
鈴木文孝さん Fumitaka Suzuki

見事七段に昇段した鈴木さん。剣道の魅力をこう話します。
「『剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である』という理念があります。これは、単に勝った負けたではなく礼法を重んじ、相手の人格を尊重し、剣道の修練を通して立派な人間になることを目指していくことが目的だという意味です。剣道を長年してきてその意味を実感でき、仕事や生活、人生にプラスになっています。また、健康な体を維持することもできます。100歳で防具をつけて稽古をしている先生もいるんですよ」。
また、大切にしている言葉もあるそうです。
「守破離(しゅはり)という言葉です。これは、決まりや作法を守り身につけ、改善改良のため型破りをして、元の型から離れて新たな型を創造したとしても基本の型を忘れてはいけないという意味です。仕事に行き詰まった時など、この言葉を思い出し一度基本に返り立ち直ったことが多々あります」。
防具姿にあこがれて始めた剣道。いざ始めると、その魅力に心を奪われ、剣道とともに人生を歩んで半世紀以上。今後について、
「八段昇段を目指して、日々稽古に励みます。また、町の剣道スポ少などの復活を目指し、剣道を広める活動を仲間と行っていきたいです。高齢者には生きがいを持って過ごしてもらいたいとの思いがあるので、私自身年齢を重ねても剣道を生きがいに過ごしていきたいですね」と話してくれました。
鈴木さんは、今日も竹刀を握り剣道と向き合います。

◇最後に質問! 飯豊町の好きなところは?
自然が豊かで、各地区に根ざした神社のお祭りや獅子舞いなどが有るところです。

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