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自治体の皆さまへ

健康ikiiki +(いきいきプラス)

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山形県飯豊町

健康ikiiki+では、町健康福祉センター(町健康福祉課・町国民健康保険診療所)から、季節ごとに旬な話題をお届けし、町民の皆さんの健康づくりを応援します。

■今月のテーマ 歯の健康ってとても大事!
~6月4日から6月10日は「歯と口の健康習慣」です~

◆歯周病ってどんな病気?
「歯周病」はギネスブックで「世界で最も一般に蔓延している感染症」と言われており、日本においては成人の8割以上は歯周病を発症しているといわれている身近な病気の1つです。

◇口のトラブルで一番多いのはむし歯と歯周病!!!
むし歯は、歯に付着した歯垢(プラーク)の中の細菌がつくりだす酸によって歯が溶ける病気です。歯周病は歯肉に炎症を起こし、歯を支える骨を溶かす病気で、むし歯とは大きく異なるものです。どちらも歯を失う大きな原因の1つです。

◇歯周病の怖さは歯を失うだけではない!
歯周病菌が産生する毒素や炎症物質が歯肉の血管から全身に広がることで、様々な病気を引き起こしたり、悪化させることがわかってきています。
例えば、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞のリスクが高まる、糖尿病は歯周病と相互関係にありどちらも悪化すると言われているため注意が必要です。

◇歯周病の予防のポイントは「歯垢を取り除くこと」!
・しっかり毎日歯磨き。歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れは取り除けないため、フロスも使いましょう
・定期的に歯科医院に通い、歯石を除去しましょう(自分では除去するのは難しいです)
※タバコを吸っている方は歯周病が悪化しやすくなるため、禁煙をおすすめします

◇お子さんの乳歯も大事!
赤ちゃんはむし歯菌を持っておらず、唾液を介して大人から感染します。乳歯は生え変わるとはいえ、乳歯のむし歯を放置しておくと、永久歯にも歯の変形や変色・歯並びが悪くなる・あごの発達を妨げる、といった影響がでてくることがあります。乳歯も生え始めの永久歯も、大人の歯よりエナメル質(歯の表面を覆う硬い部分)が薄く、むし歯になりやすいため、1日3回、しっかり仕上げ磨きをしてあげましょう。

◇妊婦さんも歯周病になりやすいので気をつけて!
妊娠中はホルモンの変化により、歯周病が悪化しやすく、また炎症物質により子宮の収縮が早まり早産が起こりやすくなるため、しっかりと歯磨きをしましょう。安定期になったら歯科受診をおすすめします。

◆町の歯周疾患検診・幼児歯科健診
◎歯周疾患検診
対象者:40・50・60・70歳になる方
自己負担額:1,400円
受診期間:7月1日~12月31日対象者へ6月に受診券をお送りします。

◎幼児歯科健診
対象者:1歳~3歳6か月のお子さん↑詳細は広報いいで「保健」コーナーをご覧ください。
自己負担額:500円
受診期間:毎月
※フッ素塗布もしています。対象日以外の月も受診可能ですので、約3か月ごとにぜひおいでください。

問合せ先:町健康福祉課健康医療室
【電話】86-2338

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