6月5日は環境の日

7／37

6月5日は環境の日です。日本では「環境基本法」で、環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという趣旨から「環境の日」を定めています。平成3年度からは、環境省では6月の1カ月間を「環境月間」とし、全国で様々な行事が行われています。世界各国でも、この日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われています。
脱炭素やSDGsが叫ばれるいま、環境に与える影響を考えてみませんか?

■かしこくお得に省エネを‼
4月に夏日が観測されるなど、今年の夏も暑くなることが予想されます。エアコンなど冷房の使用も増えていくほか、ニュースで電気料金の値上げが取り上げられるなど、電気使用量や料金が気になる時期になりました。省エネはこまめに電気を消すような「我慢」だけではありません。家電の使い方を少し変えることで、今までより効率よく便利に使いながら電気代が抑えられるような省エネの方法もあります。暑い夏こそ楽しく前向きに省エネに取り組んでみませんか?

◆6月は環境月間です
○冷房の効率を上げて快適に過ごそう家電の組み合わせや使い方のひと工夫でお部屋を快適にしながら省エネに取り組むことができます。
・エアコンを使う前にフィルターを掃除してみましょう。ほこりがたまっていると冷えにくい原因になります。
・扇風機で部屋の空気を循環させると、効率よく冷房でき体感温度も下がります。
・部屋の熱の半分以上は窓から出入りしています。レースのカーテンやすだれで日差しをカット、外出時にカーテンを閉めておくと部屋が暑くなりにくいです。

○使用量の大きいものは省エネ効果大!
家庭で使われている電気のうち、電気冷蔵庫が14・2%、照明は13・4%、テレビは8・9%を占めていて、この3つだけで家庭の電気使用量のおよそ4割になります。つまりこれらは省エネの効果が見えやすい、ということです。どんなことができるでしょうか。
・冷蔵庫の中は物を詰めすぎたり、温かいものを入れたりすると冷えにくくなります。温かいものは冷ましてから入れ、隙間を開けましょう。
・不要な照明やテレビはこまめに消しましょう。画面の設定や明るさの調節も効果的です。また、蛍光灯はLEDに変えることも考えてみましょう。