できることから始めよう 地域での支え合い・助け合い 地域支え合い推進員通信 第15回

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■「リエイブルメント(再自立)を目指して」
高齢や病気・ケガなどで日常生活がしづらくなったとき(要支援状態)、最初から介護の専門職サービスの利用を検討することが多いと思います。
しかし「元の生活に戻れるはず」の要支援者が、元の状態を目指すことなく介護専門職サービスを利用し、今の状態を維持することが当たり前になっていませんか。
リエイブルメントとは「再び自分でできるようになる」ことです。日常生活に不安を感じ始めたとしても、“これだけはできる自分でいたい”という目標をもって生活することが大切です。
・マラソン大会で孫と一緒に走りたい!
・友人とゲートボールを楽しみたい!
・お店に行って、自分で選んで買い物がしたい!
できなくなったことを考えると、生活に元気がなくなってしまいますが、“今の自分ができていること”に、自分自身興味を持って目を向けることで、リエイブルメント(再自立)のきっかけにつながっていきます。

◇隣の家にお茶飲みに行っている
・帰りは、遠回りして近所を散歩してみようかな!
・サロンに参加して、百歳体操をしてみようかな!

◇茶の間の掃き掃除をしている
・1日1部屋の掃除機かけに変えてみようかな!
・雑巾を絞って、窓を拭いてみようかな!

自分の目標を叶えるために、ちょっと勇気を出して活動していくと、新たな意欲が刺激され日々の活動量が徐々に増えて、元気になる習慣が身についていきます。“まだまだできる自分”に気がつけたら、地域の中に活躍の場を見つけて、リエイブルメントの輪を広げていきましょう。

問合せ先：
町健康福祉課福祉室【電話】86-2233
(社福)飯豊町社会福祉協議会【電話】72-3353