■交通事故と備え
ケガをした方のいる交通事故の町内での発生件数は、令和5年1月から5月の間で5件。なかには大きな事故も含まれています。交通事故に遭わないため、道路を通行するときに普段から気を付けたい目の錯覚のことや、もしもの時の備えについてご紹介します。
◇“慣れ”が生む危険「コリジョンコース現象」
町内で2月に発生した交通事故の原因には「コリジョンコース現象」が関わっていると分析されています。これは、見通しのよい交差点に同じ速度で同時に接近する2台の車があるとき、近づいているはずの車が止まっているように見えて注意を払わなくなってしまったり、フロントピラー(正面のウインドウの両端)や、ミラーなどに隠れ続けてしまって直前まで認識できなかったりする現象です。コリジョンコース現象は、目線や頭を動かすこと、交差点付近では減速することで回避することができます。
慣れた道でも「しっかり止まってはっきり確認」。自分の運転を過信せず、周囲に気を付けながら道路を通行しましょう。
◇交通災害共済加入のススメ
町では毎年、交通災害共済への加入をおすすめしています。交通災害共済は1人につき年額400円で、1年間の共済期間のうちに交通事故に遭った方へ見舞金をお支払いする制度です。道路上で起きた交通事故が対象で、車だけでなく自転車等での事故も含まれます。毎日通る道路での「もしも」に備えて交通災害共済に加入しませんか?詳しくは下記までお問い合わせください。
参考:JAFホームページ…見通しのいい交差点に潜む危険「コリジョンコース現象」とは?
問合せ先:役場住民課生活環境室
【電話】87-0514
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