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健康ikiiki +(いきいきプラス)

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山形県飯豊町

健康ikiiki+では、町健康福祉センター(町健康福祉課・町国民健康保険診療所)から、季節ごとに旬な話題をお届けし、町民の皆さんの健康づくりを応援します。

■今月のテーマ 熱中症予防~7月・8月が熱中症のピーク~
昨年の熱中症による全国死亡者数は1387人。毎年7月、8月が熱中症発症のピークです。熱中症は炎天下でなりやすいイメージですが、一番熱中症を発症しているのは「家の中」です。
湿度と温度が高い環境や、身体が暑さに慣れてない時期も発症しやすいのでご注意ください。

◆熱中症の症状と応急処置
◇重症度I度(軽症)
・めまい、立ちくらみ
・筋肉痛、こむら返り
・手足のしびれ

◇重症度II度
・頭痛
・気分不快、吐き気、嘔吐
・身体に力が入らない、だるい

◇重症度III度(重症)
・意識がない
・呼びかけに反応するが返事がおかしい
・けいれん
・手足の運動障害(まっすぐ歩けない等)
・身体が異常に熱い

◇応急処置
・エアコンが効いている室内や日陰など涼しい場所へ移動しましょう
・水分、塩分、経口補水液などを補給しましょう
・衣服をゆるめ、身体を冷やして体温を下げましょう(首の周り、脇の下、足のつけ根前面を冷やすと効果的です)
・意識がもうろうとしている、返答がおかしい、自力で水が飲めない(吐き気がある、吐いた)などの症状が見られたら、すぐに救急車を呼びましょう
※意識がはっきりしていない時に、無理に飲み物を飲ませるのは危険です。

◆熱中症予防
(1)暑さを避ける!…室内では、エアコンや扇風機で温度を調整しましょう。遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用するのも効果的です。屋外では、日傘や帽子を着用し、日差しの強い日は日陰でこまめに休憩を取りましょう
(2)こまめに水分を補給する!…室内でも、喉の渇きを感じていなくても、こまめに水分を補給しましょう
(3)身体の蓄熱を避ける!…保冷剤や氷、冷たいタオル等で体を冷やす、吸湿性・速乾性のある通気性の良い衣類を着用するなどし、熱が体に溜まらないようにしましょう

◆CHECK! 高齢者の熱中症予防
高齢になると、暑さや脱水を自覚しにくくなり、身体の体温調節機能も低下します。のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分を補給し、暑い日は薄着になり、部屋を涼しくして過ごしましょう。

◆CHECK! 乳幼児の熱中症予防
小さいお子さんは、汗腺の発達や体温調整機能が未熟なため、特に注意が必要です。こまめに水分補給をさせ、体調をよく観察しましょう。また、車の中にお子さんだけ残して離れるのはやめましょう。サンシェードをして窓を開けていても、炎天下ではわずか15分で危険レベルに達するとの報告があります。

問合せ先:町健康福祉課健康医療室
【電話】86-2338

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