まちづくりセンター通信

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■第6回　学校と地域がつながる場
白椿地区まちづくりセンター
白椿地区まちづくりセンターは、体育部・文化部を中心に白椿ウォーク、モルック体験会、しろつばき文化祭、新春川柳大会などを開催し、地区のみなさんの健康づくりや、地域文化の振興に取り組んでいます。近年は学校・公民館・地域が協働で子どもたちの生きる力を育む「地域学校協働活動」の導入に伴い、子どもたちとの活動をより多く取り入れています。
独自の活動として、小規模ながら定期的に開催している畑の勉強会「畑のはなしすっぺ～」を開催しており、その活動内容について紹介します。
以前は専門家の講師をお招きして畑の勉強会を行っていましたが、グラフや数字、専門的な言葉が多く難しく、風土が違うためしっくりこないとの声があがりました。それなら、同じ土地・気候に住む自分たちでお茶飲みしながら学習会をしてはどうかというのが勉強会のはじまりです。
初心者からベテランまで、数名ずつのグループをつくり、情報交換をします。種をいつごろ蒔いたらよいか、蒔く前の準備、肥料は何をどれくらい与えるかなど、土質やその年の天気によって違うため、毎回各グループとても活発に話し合われます。
実際に畑を見せていただくこともあり、現地に行くのが一番!とみなさん充実感でいっぱいです。さらに、私たちとしても嬉しいのは、ここでのつながりが勉強会後も続いているということです。お互いに教え合い、たくさん収穫できたときにはお裾分けし合ったりと、地域の中でつながりが続いていることは何よりも嬉しいことです。
公民館での出会いやつながりが地域を支える力になること、そしてそこから生まれる「地域の輪」がより強く大きくなることを願いながら、今後も地域の力を育む活動を展開していきたいと思います。

◇VOICE!　担当者の声
小さいころから「五感」を使った公民館活動に参加することで地域の温もりに触れ、「郷土愛」が育まれることを切に願っています。

◇畑の勉強会
畑のはなしすっぺ～