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自治体の皆さまへ

私とSDGs ~持続可能な私の取り組み~

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山形県飯豊町

■地域おこし協力隊(後藤武蔵・小野優太朗)が行く‼
SDGs(エスディージーズ)への貢献

◆椿地区縁日事業実行委員長 渡部弘樹さん(椿在住)
今回は、3年ぶりに開催された椿地区縁日で実行委員長を務めた渡部さんにインタビューしてきました。この活動は主にSDGsのGoal11(住み続けられるまちづくりを)に貢献しています。

◇はじめに、椿地区の縁日について紹介してください。
椿地区縁日は、涌沼神社の例大祭に行われていた出店などの賑わいを地域住民自らの手で復活させようと、椿地区自治会長会の皆さんが平成30年から再興した事業です。出店では射的、かき氷などを用意し、会場を練り歩く勇壮な獅子舞を見ながら古き良き時代を感じていただき、子供から大人まで多くの方に地域の温かさやふるさとの良さ、地域と人との繋がりを感じていただくことを目的としています。

◇今回の縁日で工夫した点を教えてください。
今回は「持続可能」をテーマにしました。担い手が減少している地域において、事業継続は椿地区に限らず、町全体の課題であり、その対策を住民自身が考え実行していく、このサイクルを作ることが非常に重要なことだと考えています。今回の準備に当たっては、若手メンバーを中心に意見を出し合い、ラインなどのSNSを活用した会議短縮化や、やめる決断が必要なものはやめるなど、準備にかかる労力を徹底的に削減することで、メンバーの負担を軽減できました。

◇地域づくりならではのやりがいや面白さについて教えてください。
地域活動を通じて、新たな仲間を作りお互いを理解し合う、そして困難なことが起きたら理解し合える仲間とその困難を解決していく、そういう関係性を作りながら住みやすい、住んでいたい地域にしていけることに一番のやりがいを感じます。

◇今後、地域活動の継続にはどんなことが必要だと思いますか?
過去にとらわれ過ぎないことが重要だと考えています。過去の成功は、脈々と流れる時間の中では一瞬のことです。これまでも人や文化は常に進化を続けてきました。たとえ失敗しても原因を分析し、改善することで、次への糧になります。失敗から1歩先に進むことこそが価値のあることなのではないかと考えています。常に前を見ながら挑戦を続け、地域を、町をもっと元気にしていきたいです!

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