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いいで人の力をまちの力に! ~輝く町民にインタビュー~(27)

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山形県飯豊町

このコーナーでは、町内外で活躍する町民の方に活動や町への思いをお聞きします。今回は、町食生活改善推進員連絡協議会の会長を務める小川とよ子さん(高峰)を紹介します。

◆料理が好きで食生活改善推進員に
今回話を伺ったのは、令和5年度から町食生活改善推進員連絡協議会で会長を務める小川とよ子さん。食生活改善推進員(以下「食改さん」)は、市町村から委嘱を受けて、食を通した健康づくりを目指し活動している全国的なボランティア組織です。町では74名が活動しています。小川さんは、食改さんになったきっかけをこう語ります。
「料理が好きだったことと、近所の食改さんが公民館で楽しそうに活動している姿を見て食生活講座を受講したことがきっかけです」。
食改さんの活動としては、減塩でもおいしく食べられる工夫や野菜をたっぷり使ったレシピの提案、幼児施設での食育講話、男の料理教室での補助などです。9月に行われためざみの里まつりでも、野菜が入った蒸しパンの試食とレシピの提供を行いました。
「蒸しパンには、ニンジンやトマトなどが入っていて彩りもよく、好評でした。子どものおやつにも良いと思います。多くの人に元気で長生きしてもらいたいと思っているので、減塩や野菜をとること、バランスの取れた食事、適度な運動を勧めていきたいです」。
また、幼児施設での食育講話の様子をこう語ります。
「親子で聞いてもらいたいとの思いから、親子行事の際に訪問して行っています。バランスのとれた食事が良い排泄につながることや朝食の重要性をエプロンシアターなどを使い、子どもにも分かるように工夫しながら説明しています。初めは関心を示さなかった子どもたちが、だんだん真剣に聞いてくれるようになるのがうれしいですね」。

11月号に続きます

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