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自治体の皆さまへ

協力隊通信 2024.10 vol.55

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山形県飯豊町

3年間、ありがとうございました。令和3年10月に移住し、地域おこし協力隊としての活動をスタートしました。初めてのことばかりで不安などもありましたが、飯豊町の皆さんの優しさのおかげで、とても充実した時間を過ごすことができました。
この3年間で、さまざまな年代や地域の方と出会い、一緒に活動することで貴重な経験や知見を得ることができました。今回は、これまでの活動の振り返りや今後の展望について紹介します!

◆後藤武蔵~SDGs普及推進員~
◇任期中に行ったこと
・SDGsカードゲームの開催
・くるくるショップ開設、運営
・ペットボトルキャップのリサイクル支援
・飯豊町ゼロカーボンロードマップ作成支援

◇任期を終えて
高校を卒業して以来、約10年ぶりに飯豊町へ戻ってきました。活動を振り返って、特に小中学校の皆さんがSDGsアクションについて話したり、リサイクルを実践したりする様子からSDGsの輪の広がりを実感することができ、うれしかったです。これからも自ら率先して実践することをモットーとし、町民の皆さんと一緒にひとつでも多くのSDGsアクションを実践していきたいです。

◆小野優太朗~ゼロカーボン推進員~
◇任期中に行ったこと
・飯豊町温室効果ガス排出量、吸収量の見える化
・ゼロカーボン講演の開催
・森林整備
・秋耕の温室効果ガス削減効果の実証実験
・ゼロカーボン農業の実践

◇任期を終えて
ゼロカーボンについては、長い時間をかけて対応していく必要があり、今後も住民の皆さんと話して、一緒に活動の輪を広げていくことが大切だと思っています。そのためにも後藤と他の仲間たちと会社を立ち上げて、活動を継続していきます。
協力隊活動を通して、地域における活動では、住民の方との交流が重要だと実感しました。この3年間の活動の大きな成果は、多くの住民の方々との交流ができたことです。

◆協力隊退任後
◇地域エネルギー会社の起業
後藤、小野を含めた計4名の仲間で、飯豊町で起業予定です。事業内容は、エネルギーや脱炭素関連です。
エネルギー(特に電気)は、身近にあるものですが、電気料金の仕組みやどこから電気が来ているかなど、わからないことが多いと思います。これから、私達が実施する事業を通じて、エネルギーを身近に感じてもらい、エネルギー地産地消や再生可能エネルギーを有効活用するための取り組みなどを知ってもらいたいと思っています。これからも飯豊町で活動・発信をしていきますので、よろしくお願いします!

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