10月19日~20日、26日~27日に各地区公民館で文化祭が行われました。地区ごとに特色のある展示や演芸、楽器演奏、農産物販売が行われ、文化の秋や実りの秋を感じられる日となりました。
◆中部地区
婦人学級の皆さんが自身の着物をジャケットやワンピースにリメイクした作品が展示されていました。制作者は「以前自分が縫った着物をベストやワンピースにリメイクした。展示が終わったら着たい」と素敵な作品を前に制作の様子を話してくれました。
生け花体験コーナーでは、小学生が色とりどりの花や紅葉などをどこに配置するか考え、生け花の先生に助言をもらいながら生けていました。初めて生け花をした児童は「どんな色の花にするか選ぶのが楽しかった」と完成した作品を見せてくれました。
◆白椿地区
小白川子供獅子舞披露の様子。大人顔負けの迫力ある舞とおはやしに、多くの方が手に汗を握りながら眺めていました。鑑賞した方は「笛も獅子舞も上手で驚いた。よくここまで練習したなぁと感激した」と目を細めていました。
こども園や小中学校、公民館のサークルや一般作品がたくさん展示されていました。編み物や籠、折り紙で作った人形、パッチワーク、川柳、水彩画、写真など多彩な作品が並び、訪れた方は熱心に作品を眺めていました。
◆西部地区
手ノ子小学校の児童が、クラブ活動で取り組んだ和太鼓演奏を披露しました。飯豊山白流太鼓保存会の方の指導のもと、何度も練習してこの日を迎えました。呼吸を合わせながらテンポよく太鼓を叩く姿に、観衆からは大きな拍手が送られました。
ちぎり絵やパッチワーク、編み物、吊るしびななど一つ一つ丁寧に作られた作品が会場を彩り、来場者は感想を語り合いながらゆっくりと鑑賞していました。また、書道やコケテラリウム、ストリングアートなどが目を楽しませてくれました。
◆中津川地区
生け花や籠、巾着やレース編み、木を削って作ったカップ、天然素材を編んで作ったバスケットなど美しい作品に目を奪われました。また、地区の幼児や小学生の生き生きとした作品が展示され、来場者はほほ笑みながら鑑賞していました。
1974年に旧中津川小学校の創立100周年記念事業で埋設したタイムカプセルの掘り起こしイベントで掘り起こされた物品の展示。来場者は写真を手に取り「同級生が80人以上いて、2クラスあった。懐かしいなぁ」と思い出話に花を咲かせていました。
11月9、10日に行われた東部地区「イーデ・トーヴ文化祭」の模様は、12月号に掲載します。
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