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健康ikiiki+(いきいきプラス)

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山形県飯豊町

健康ikiiki+では、町健康福祉センター(町健康福祉課・町国民健康保険診療所)から、季節ごとに旬な話題をお届けし、町民の皆さんの健康づくりを応援します。

◆今月のテーマ 『減塩』から始める健康づくり
町の総合健診を受けた方を対象に、尿検査で「推定食塩摂取量」の測定を行っています。この検査から、1日にどれくらい食塩を摂っているかを知ることができます。今月号では、令和5年度に町の健診を受けた25歳から75歳の「推定食塩摂取量」の結果から見えてきたことをお知らせします。

町の健診を受けた方の平均値は、男性9.7g、女性9.8gとなっており、目標値よりも多い摂取量です。また、年代別でみると、年代を追うごとに食塩摂取量は多くなり、70~75歳男性の10.3gが最も多いです。

第3次健康いいで21
令和17年度までの目標値 7g/日

参考「日本人の食事摂取基準2020年版」
男性7.5g未満/日
女性6.5g未満/日

第3次健康いいで21では、食塩摂取量の目標値を1日7gとしています。町の健診を受けた方の結果では、男性の9.6%、女性の11.0%しか目標を達成しておらず、まだまだ食塩摂取量を減らす必要があります。
食塩を摂り過ぎると、高血圧から動脈硬化のリスクが高まり、そこから脳出血・脳梗塞、狭心症・心筋梗塞、腎障害・腎不全などの病気につながる可能性が高まります。「今、血圧が高くないから大丈夫」「若いから心配ない」ではなく将来の高血圧を予防するため、若い頃から食塩摂取量を減らすことが大切です。

◇Point! できることから減塩にチャレンジ
減塩したものはおいしくない、そんなことはありません!
料理をするとき、食品を選ぶとき、食べるときに少し工夫をすることで上手に減塩することができます。

・炊き込みご飯 0.9g
・みそ汁 1.5g
・魚の干物 1.3g
・たくあん漬5枚 1.5g
・里芋の煮物 1.3g
食塩合計 6.5g

・白飯 0g
・具だくさんみそ汁 0.8g
・魚のムニエル 0.6g
・浅漬け 0.3g
・粉ふき芋 0.3g
食塩合計 2.0g

減塩ポイント:
・炊き込みごはんを白飯に
・みそ汁は具だくさんにして汁の量を減らす
・魚は旬の香味野菜を使って薄味に
・煮物にするより振り塩に
・漬物は浅漬けに、佃煮は薄味に
・減塩調味料などを活用

問合せ先:町健康福祉課子ども家庭健康室
【電話】86-2338

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