◆自主防災組織の個別避難計画作成推進事業
◇地域内でのささえあい計画作成を推進しています
個別避難計画は、国から市町村へ令和7年度までに作成が義務づけられている、避難行動支援者の避難行動計画です。計画の中では、避難行動要支援者の情報、避難を支援する者の氏名、避難をする場所を記載することとされています。
町では平成29年1月に作成した飯豊町要支援者避難支援計画を基に、個別避難計画の作成を行っています。計画が実際の災害時に利用される際の実効性を確保するため、自主防災組織内の計画作成を推進しています。
また、本事業は県自主防災アドバイザー細谷真紀子氏を講師として実施し、モデル地区として椿の厚生地区(厚生地区自主防災組織)に作成支援を行っています。
◇第1回ワークショップ
第1回のワークショップでは、地域内の問題点の洗い出しを行い、その問題点から自主防災組織でできることを考えるという内容で実施しました。
結果として、地域内の問題点の見える化と共有ができ、より地域内の問題点を自分事と捉えることのできるワークショップとなりました。
◇第2回ワークショップ
第2回のワークショップでは、地域内にどのような人がいたのかを洗い出し、災害時のささえあいや避難行動について考えるワークショップを行いました。
その結果、1件の個別避難計画が作成されました。地区内での取り決めとして、避難所へ行くより自宅の2階に避難するという取り決めを行い、災害時は安否確認を重点的に行うことになりました。
住民の中からも自分が災害時にできる支援を挙げてもらい、ささえあいの形成を行えたワークショップとなりました。
第3回ワークショップは、2月に実施する予定です。個別避難計画の作成と計画の実行訓練およびその反省点の洗い出しを行い、計画の完成を目指します。
◆災害に関する情報を配信します
町内で災害が発生した場合や発生の恐れがある場合などに、災害に関する緊急情報やお知らせを配信します。
配信する内容:災害情報、避難情報、地震情報、水防情報、雪害情報、国民保護情報、クマ出没などに関する情報
問合せ先:役場総務課防災管財室
【電話】87-0695
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