まちづくりセンター通信

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■第11回　発表の場で生まれる刺激
西部地区まちづくりセンター
たとえ身近にいる人でも、発表の場がなければ意外と知らなかったりする趣味や特技。「あの人、こんなことも出来たんだ!」「こんな素敵な趣味があったんだ!」と気づく(もしくは気づいてもらえた)時、見る人、作る人、お互いに新鮮な驚きと喜びがあると思います。逆に、発表された作品をきっかけに新たな出会いが生まれることも多いでしょう。地区の文化祭や、流行りのマルシェイベントなどは、そんな気づきや出会いにあふれる「発表の場」の一つだと思います。
ちぎり絵、書写、写真、刺繍、編み物、生け花、ドライフラワー、などなど…。秋に開催される西部地区の文化祭でも毎年さまざまな作品が並び、地域の皆さんの多芸さに驚かされます。
近年、文化祭で始めたフリーマーケットでも、それぞれの趣味特技を披露してくれています。お家の不用品も出品できるフリマですが、昨年は手作り品やワークショップを提供してくれる方が多かったです。手作りバッグ、ウッドバーニング、スイーツデコ小物、ひょうたんランプに、農産物、などなど…。フリマは作品展示とは違って、作り手の方に直接感想が伝わります。公民館内の小さな会場でしたが、和やかな会話と笑顔のある、「発表と交流の場」になりました。
文化祭に出品してくれる方の中には、「最近は作ってなくて、昔作ったものだけど…」と言って作品を出してくれる人もいます。作らなくなった理由は人それぞれだと思いますが、他の作品を見たり、誰かから感想をもらったり、刺激を受けることでまた作りたい気持ちになることもあると思います。もしマンネリ化しているなら、他の地区の文化祭、展示会、マルシェなどにも足を運んでみてはいかがでしょう?新しい刺激が得られるかもしれませんよ。