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自治体の皆さまへ

協力隊通信(武田親祐) 2024.02 vol.47

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山形県飯豊町

農業応援隊としての体験や活動内容をご紹介します。

◆農業経営研修会および農業委員会との意見交換会
協力隊に就任してから、飯豊町内の農業従事者との交流をしたいとずっと希望しており、この度機会を得ることができました。
町外から講師をお招きしての研修会や、初のワークショップも開催されました。それぞれのグループが独自の意見を出し合い、町と農業の発展について多くの建設的な意見が出されました。発表された意見は農業委員会で取りまとめて町へ提出するとのことで、とても楽しみにしています。
研修会終了後には交流会も開催され、普段あまり関わることのできなかった活動地域外や野菜関係の農家の方々との交流から、貴重なご意見や情報をお聞きすることができました。飯豊の新たな特産品や、冬場に生産できる野菜、育苗ハウスのような場所でも活用できるコンテナでの野菜栽培の話など、今後の活動につながるような話も多く、有意義な時間を過ごすことができました。

◆東京の小学校で稲作出前授業
10月末、JA山形おきたま飯豊地区青年部で行っている稲作出前授業に参加させていただき、稲刈を教えに東京の小学校へ行ってきました。今回は3校訪問させていただきました。先生方だけではなく、地域の方々や東京飯豊会の助けも借りて、事業開始から20年続いています。
楽しんでもらう事はもちろん、食と農と命の関わりを学んでもらうことや飯豊町ファンになってもらうことなどを目標に掲げながら活動に励んでいます。子どもたちからも、お米に関する疑問や、初めて脱穀前の稲に触れた新鮮な感想など、まっすぐな気持ちが伝わってきました。

◆JA青年組織実績発表
JA山形おきたま飯豊地区青年部では長年にわたり東京での稲作出前授業を行っており、コロナ禍でもオンライン授業を駆使するなどして継続してきました。また、その活動の成果として高円寺にアンテナショップを開店することができたことも知りました。
今年度から参加した若輩者ではありますが、実績発表大会の発表者に選出していただきました。現在、置賜大会と県大会を通過して、北海道・東北地区大会進出が決まっています。
広報2月号が発行される頃には全国大会へ進出できるかどうかの結果が出ているかと思います。飯豊町のアピール、そして全国大会への思いを胸に頑張ろうと思います。

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