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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊が行く‼(後藤武蔵・小野優太朗)

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山形県飯豊町

■私とSDGs(エスディージーズ)~持続可能な私の取り組み~
SDGsへの貢献:3、17

◆まごころ食堂 後藤明子さん
萩生地区で、身体と心を豊かにするランチ屋さん「まごころ食堂」を営まれています。
この活動は主にSDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に貢献しています。

◇はじめに、ご自身について紹介してください
後藤明子と申します。32歳の時に難病を発症したことがきっかけで、「身体は食べたものでできている」ということを発信したいと思い、まごころ食堂をオープンしました。ランチ営業をしながら、食育の料理教室なども開いています。SNSなどのオンラインよりもリアルな場を大切にし、多くの人に私が学んだことを伝えたり、反対に私自身が先輩方から学んだりもしています。そういった人間力あふれるコミュニティづくりを目指しています。恩送りの考え方がお客さまにも伝わればうれしいと思って毎日を過ごしていますし、これからもずっと続けていきたいです。

◇地域ならではのやりがいや面白さについて教えてください
私は毎日、昨日の自分を超えることを目標に、日々やりがいを持って仕事や生活に励んでいます。飯豊町は人が優しく、食材や自然も最高に素晴らしいと感じています。日々の暮らしの中で、人生感や物の捉え方を見つめなおし、田舎でも住んでいる人が充実した幸せな生活を送れる、そんな町になってほしいです。食を通じてまごころ食堂がその小さな一歩になったらとてもうれしいですし、ワクワクします。

◇反対に、大変な部分を教えてください
大変な部分はないですね(笑)起きてる事は同じで、捉え方の問題だと思っています。例えば、雪が降ると大変だけど冷たい空気は落ち着きますし、夏の暑さはビールが美味しくなります。あまり辛いと思うことはないので、全部楽しむ事に変換しているかもしれません。

◇今後、やってみたい取り組みがあれば教えてください
「頼まれ事は試され事」という言葉が大好きなので、なるべく「でも、だって」を取り払い、不安とも楽しく向き合って依頼される事や出会いを大事にしていきたいです。それが誰かのために自分ができる役目かなと思い、日々前向きに楽しく暮らしていきたいです。

◆SDGs一口メモ! SDGs用語解説(第7回)
SDGs:11
◇エシカル消費
エシカルとは「倫理的」という意味で、人や社会、環境に配慮した消費行動のことを「エシカル(倫理的)消費」といいます。
例えば、買い物のときにエコバックを持参する、地産地消を意識する、必要な量だけを購入してフードロスを減らすなど。買い物以外では省エネや節電につながる行動を実践するなど、実は身近なエシカル消費。自分なりの“ちょっと考えて、ぐっといい未来”につながるエシカル消費についてできることから始めてみることが、持続可能な社会の形成に貢献することにつながります。

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