協力隊通信(家財 綾) 2024.04 vol.49

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■5年間、ありがとうございました!
飯豊町地域おこし協力隊を、今後ともよろしくお願いします!

◆5年間の移住者数
◇企画課を通した移住者数　37名
私が関わらせていただいた移住者の定住率は89%。町を好きになり、町と関わってくれる人を増やすこと(関係人口創出)を常に意識して活動しました。移住者の皆さんが理想の暮らしを実現して町での生活を楽しんでいる姿を見ることができ、人生の一部に関われるコンシェルジュの仕事にやりがいを感じることができました。

◆令和5年度の活動
4年ぶりに移住体験ツアーを開催しました。ツアーを通じてまずは飯豊町を知ってもらうこと、そして「町に住むこと」をイメージしていただけるような内容を企画。特に冬のツアーにおいては、雪を体験できるよう雪道運転講習会や除雪体験を取り入れました。

◆居場所づくり
移住者の皆さんの暮らし方や地域の方の思いに刺激を受け、自分自身も何かやっていきたいと思い、居場所づくりを考えてきました。居場所となる物件を決めた際は、地域の皆さんに片付けや掃除を手伝っていただきました。オープンに向けて実際に着手してみると、想定以上に費用が掛かることが分かったためいったん白紙としましたが、今後も引き続きいいで未来カフェメンバーとともに検討していきたいと思います。

◆5年間を振り返って
着任直後の新型コロナに水害…思うように活動できなかったこともありました。しかし、新型コロナの影響で暮らし方が変わり、価値観が変わり、移住を考える人も増えました。水害を経験したことで自治会・地域とのつながりの大切さがわかり、町へ移住を検討されている方への案内に生かされています。
居場所づくりを検討した際は、地域の皆さんにもお手伝いをいただきました。さまざまなことにチャレンジする移住者の皆さんや地元の方々。自身の理想や希望を発信すれば、応援してくれる人がたくさんいる。やはり、飯豊町は「チャレンジできる町」です。そんな飯豊町の魅力を今後もPRしていきたいと思います。協力隊として5年間、本当にありがとうございました。

◆協力隊退任後は…
今後も飯豊町に住み続けます。これまでどおり役場に席を置き、移住定住コンシェルジュとして活動予定です。