最近、特殊詐欺の被害やアポ電が多発しています。山形県内で令和5年に発生した特殊詐欺の被害件数は47件、被害額は8,545万円でした。令和3年と比較すると件数、被害額とも2倍以上であり、多くの方が被害にあっています。
皆さんは「自分は大丈夫」「そんな電話くるわけがない」「若いから関係ない」と思っていませんか?特殊詐欺の手口は多様化しています!一例として、以下のような手口があります。
・オレオレ詐欺
家族のふりをしてお金を用意させようとします。
・預貯金詐欺
警察や銀行の職員になりすまして通帳やキャッシュカードなどをだまし取ろうとします。
・架空料金請求詐欺
「利用料金10万円が未払いです。払わないと裁判になります」「お使いのパソコンがウイルスに感染しています」などのメールで不安をあおって連絡させ、電子マネーの購入などでお金をだまし取ろうとします。不審な電話があった時は警察署や役場へ情報をお寄せください。
相談先:
長井警察署【電話】84-0110
役場住民課生活環境室【電話】87-0514
◆特殊詐欺の被害にあわないためには
(1)一旦落ち着いて家族や知り合いに相談!
焦っているといつもはできる正常な判断がしにくくなるものです。すぐに判断せず、家族や知り合いに相談しましょう。
(2)電話も防犯の対策を!
特殊詐欺の多くは非通知でかかってくることがわかっています。知らない電話番号を見分けられる「ナンバー・ディスプレイ」や、番号非通知の着信を拒否することができる「ナンバー・リクエスト」などの対策をとることで被害を未然に防ぎやすくなります。
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