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まちづくり活動報告会を開催しました

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山形県飯豊町

◆地域住民による活動報告
5月30日、町民総合センター「あ~す」多目的ホールを会場に、令和6年度まちづくり活動報告会を開催しました。当日は40名を超える参加者がまちづくりについて学びを深めました。
まちづくり活動報告会は、町内における地域や団体などによるまちづくり活動の発表の場を設けることで、町内の多様な活動の情報共有を図り、活動組織などの交流拡大、活動自体の拡充展開を助長し、まちづくりにおける課題解決を図ることを目的としています。
令和5年度に地域づくり推進事業費補助金を活用して第5次飯豊町総合計画の地区別計画を推進するために実施した事業について、高峰区協議会、東部地区活性化協議会の2団体が、全町にわたる地域活性化推進に関しては、いいで未来カフェイベントチームが、地区間が連携して実施した事業について東部地区地区長会が報告しました。
報告の中では次のような内容の報告がありました。
・ようやくコロナ禍があけ、人の動きも良くなってきた
・参加者を集めた催し物も以前のように開催できるようになってきたことで、地区内の人と人とのつながりが見えるようになった
・地区内の高齢化に伴い縮小や停止しなければいけない事業も出てきた
・イベントを開催することでにぎわいを創出でき、自団体の活動の自信につながった
・他地区と連携することで、活動の幅が広がり多くの学びがあった。また、事業のマンネリ化防止の糸口にもなった
参加者たちは真剣に耳を傾け、熱心にメモを取る姿が見られました。

◆実践地域から学ぶ
活動報告会後半では、小国町で取り組んでいる特定地域づくり事業協同組合制度について、おぐにマルチワーク事業協同組合事務局長の吉田悠斗氏から講演していただきました。
特定地域づくり事業協同組合制度とは、地域人口の急減に直面している地域において、農林水産業、商工業などの地域産業の担い手を確保するためにマルチワーカー(季節ごとの労働需要などに応じて複数の事業者の事業に従事)に係る労働者派遣事業などを言います。
おぐにマルチワーク事業協同組合では、小国町内の19の企業や事業者などから出資を受け、出資事業者に対して組合職員を派遣しています。ガソリンスタンド、温泉宿泊施設、酒造、農林業などに従事し、人手不足の解消や事業承継を担っています。また、9名の職員全員が移住者で、地区の一員としてお祭りや清掃活動などにも参加し精力的に活動しているとの報告がありました。
生涯現役時代の現代において、マルチワークは仕事の向き不向きを見定めるキャリア探求にもつながるものです。地域特性に合わせた仕事が人間的豊かさの追求に資するものなのかもしれません。
本町においても各種産業での担い手不足は否めません。ライフスタイルの変化や若者の移住促進、まちづくりの新たな手法として特定地域づくり事業協同組合制度活用の導入を検討します。
まちづくりに正解はありません。だからこそ、対話や語り合うことが重要です。一人ひとりの思いに耳を澄ませてアイデアをつなぎ許容しあう、そうした対話が地域に根付くことで、地域の社会的な豊かさを生み出すこともできます。
小さくても自分のやりたいことを実践し、地域に対する愛着を育み、「手づくりのまちいいで」の実践につなげていくことが、これからの持続可能なまちづくりの基盤となっていくことでしょう。

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