■高円寺と飯豊町の軌跡
めざみの里まつり2024に招待する高円寺阿波おどり連協会がある東京都杉並区高円寺と飯豊町との交流の歴史を紹介します。
平成16年に山形おきたま農業協同組合飯豊地区青年部が東京都内の小学校で稲作体験出前授業を企画し、それ以降年間数校で出前授業を開催してきました。その学校の一つ、杉並区立第四小学校の元PTA会長が高円寺純情商店街の専務理事を務める吉田善博さんでした。
平成25年2月、吉田専務は高円寺純情商店街を表現するようなブランド商品を、飯豊町の物産を使用して開発してもらえるよう青年部に依頼したことで両者がつながりを持ちました。このような町民と東京都民の交流がきっかけとなり、平成26年11月に高円寺にアンテナショップが誕生することになりました。
そこから交流は加速し、最近では令和3年度に「飯豊町旬菜×高円寺ハーヴェスト」、令和4年度に「高円寺ハーヴェストin屋台村いいでら」、令和5年度に「飯豊食材を使った料理教室」を町内で開催し、高円寺の方々が来町しました。また、高円寺に町職員が出向いて飯豊産の食材を販売したり、昨年度は飯豊中学校2年生が修学旅行で高円寺学園を訪れたりと、町からも高円寺に足を運び、双方の交流が現在も活発に行われています。
◇山形県飯豊町アンテナショップIIDE
所在地:東京都杉並区高円寺北2丁目7-6
販売物:飯豊産の米、おにぎり、総菜、弁当、酒、菓子、加工品など
◆新着図書
「クスノキの女神」東野圭吾/著 出版/実業之日本社
「頭のいい人が話す前に考えていること」安達裕哉/著 出版/ダイヤモンド社
◆新着児童書
「猫丸神社のひみつ」西村友里/作 ゆーちみえこ/絵 出版/国土社
「アフリカで、バッグの会社はじめました」江口絵理/著 出版/さ・え・ら書房
◆今月のおすすめの本
◇一般図書
「われは熊楠」
岩井圭也/著 出版/文藝春秋
少年・南方熊楠の希みは学問で身を立て、この世の全てを知りつくすこと。父の反対をおしきって海を渡るが、研究はなかなか進まず…。かつてない熊楠像で綴る、エモーショナルな歴史小説。第171回直木賞ノミネート作品。
◇児童図書
「おてがみほしいぞ」
こうまるみづほ/作 丸山誠司/絵 出版/あかね書房
オオカミのギロンが魚をつっていると、郵便屋のヤギが配達をしていました。手紙をもらった動物たちは大喜び。それを見たギロンは手紙がほしくてたまらなくなり、キツネにどうすればいいのかを聞き…。心あたたまるお話。
◆今月の展示コーナー
今月は、夏休み特集です。
夏休みのキャンプ・旅行に役立つ本、読書感想文の課題図書・自由研究など夏休みの宿題に役立つ本を展示します。
町民総合センター「あ~す」
休館日:毎週月曜日、祝日、年末年始
「あ~す」図書室
開館時間:(火)~(日)9:00~17:00(延長期間中は日曜を除いて19:00まで開館)
問合せ先:【電話】72-3111
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