◆ゆりまつり閉幕
いいでどんでん平ゆり園(以下「ゆり園」)で行われていたゆりまつりは、7月14日に閉幕しました。期間中は県内外から2万2426名が来園し、多品種50万本以上咲き誇るゆりや100種類以上に及ぶさまざまな宿根草を楽しみました。
園内に一歩足を踏み入れると、色とりどりのゆりがお出迎え。来園者は、ゆりを背景に写真を撮ったり、花に近づいて熱心に見入っていました。県外から友人たちと訪れた方は、「初めて来た。こんなにたくさん素晴らしいゆりが咲いている所があるとは知らなかった。見たことのない品種もあるのでゆっくりと鑑賞したい」と楽しそうに話してくれました。園内では、ミツバチやトンボなどがまるで散策しているように自由に飛び回り、ゆりやさまざまな宿根草で一休みしていました。
ゆり園は11月30日まで無料開放しています。ゆりの時期が終わっても、その他の宿根草や樹木を楽しむことができます。広大な敷地を散歩したり、季節の移ろいを植物から感じとったりと、皆さんの楽しみ方を見つけてください。
◆第41回ゆり写生大会
7月6日、第41回ゆり写生大会が行われ、町内外から58名が参加。当日は、幼児から大人まで幅広い年代の方が、色鉛筆やクレヨン、絵の具などを使って、満開のゆりを観察しながら真剣に描いていました。
白いゆりの写生に挑戦していた方は「中学生の時に参加して今回が2回目。白い花びらを際立たせるために、影を目立たせるように描いている」と慣れた手つきで筆を動かしていました。また、初めて参加したという児童は「自分がゆり園にいる様子を描いた」とのびのびと描いた作品を見せてくれました。
園内は穏やかな時間が流れ、来園者が大会参加者と会話するほほえましい光景も見られました。
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