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令和6年度 飯豊町二十歳のつどい

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山形県飯豊町

◆大人としての第一歩を踏み出す
8月15日、町民総合センター「あ~す」において二十歳のつどいが行われました。今年度の対象者は(平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれ)55名で、うち42名が出席しました。
後藤町長は、イギリスの旅行家イザベラ・バードの名言や上杉鷹山の藩政改革について触れながら「皆さんには豊かで実り多い人生を歩み、険しい山を登るよう物事に粘り強く取り組んでほしい。将来を期待している」と激励しました。
続いて、成人代表の後藤李玖斗(りくと)さん(萩生)が「今日まで育ててくれた両親や家族、先生、地域の方々に感謝する。私は『遠きに行くには必ず邇(ちか)きよりす(何かを成すには一歩一歩順を追って進まなければならない)』という言葉に支えられ、何事にも前向きに、決して諦めずに最後まで取り組んできた。私たちは今後も、自分の叶えたい夢や目標に向かって日々精進していく。また、生まれ、育ち、学び、遊んだ飯豊町への感謝を忘れずに、私たちでこのすばらしい地域を活性化させ、次世代に引き継いでいきたい」と力強く宣誓しました。
その後、恩師と再会し思い出話に花を咲かせました。

◇Message 後藤李玖斗 二十歳のつどい実行委員長(萩生)
6月から実行委員7名でこの日のために準備してきました。参加者にとって二十歳のつどいが思い出に残るものとなることを願っています。
私は現在専門学校で学業に励んでいます。今年の試験合格を目指し一層の努力をしていきたいです。
この日を迎え、家族、特に母に「今日まで育ててくれてありがとう。これからもよろしく」と伝えたいです。

◆Interview and Snap
県外で看護師として働いており、ICU(集中治療室)で基礎を学んでいます。一人前になれるよう頑張ります!
大石華凜(かりん)さん(萩生出身)

県内で美容師として働いています。将来憧れの存在になれるように腕を磨いていきたいです。
髙橋芹奈(せりな)さん(高峰出身)

県内で会社員として働いており、社会人3年目です。一生懸命働き、貯金していきたいです。
大石蓮さん(椿出身)

数年後の自分を想像して、やりたいことに挑戦してほしいです。飯豊町のことを大切にしてください!
小林邦弘教諭(飯豊中元学年主任)
小林智子教諭(飯豊中元3年1組担任)

◆出席者に聞きました 二十歳のつどいアンケート
本町の人口は7月31日現在6,286人、高齢化率は40.9%。人口減少・高齢化率の進行については、特に若年層の転出超過が大きな要因となっており、本町だけではなく山形県全体の課題となっています。若者世代がこの町で暮らし、働き、自身の幸せを実現したいと思える環境をつくることが、持続可能なまちづくりのために求められています。
8月15日の「二十歳のつどい」にて、今年節目の年を迎えられた皆さんにアンケートを実施しました。調査内容は、今後の定住促進や町の環境整備のための取り組みに生かしていきます。

◇回答者/計32名(42名中76%)

◇アンケートから見えてきたこと
町外に在住している方66%のうち「将来は飯豊に戻りますか」という質問に対して「戻りたい」と「できれば戻りたい」という回答を合わせて67%、町内に在住している方34%のうち「将来も飯豊町に住みますか」という質問に対して「住みたい」と「できれば住みたい」という回答を合わせて100%という結果から、回答者全体の約78%の方が本町に住みたい気持ちがあるとわかりました。「飯豊町に住み続ける(戻る)ために大事な条件や理由はなんですか」という質問に対して「家族や友人がいること」、「仕事があること」、「豊かな自然環境があること」の順に多く回答がありました。以上のことから、町に1人でも多くの若者が戻ってくる(住む)ことにより、好循環が生まれる可能性があり、そのためにも、仕事があるということが重要な要素だと推測されます。
また、結婚観については、いずれは結婚したいという意思が57%で半数を超えており、その気持ちを後押しできるような取り組みが大切だと思われます。その一方で「考えていない」という回答が31%で、将来のビジョンを描けるような支援も重要だとわかりました。

問合せ先:役場企画課総合政策室
【電話】87-0521

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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