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~カーボンゼロを目指して~ なぜ今脱炭素(ゼロカーボン) 第9回

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山形県飯豊町

今月も前回に引き続き、飯豊町地球温暖化実行計画の4つの柱「知る・学ぶ」「減らす」「創る」「森を守る」、から「減らす」について説明します。

◆ごみを減らすことにより得られる効果
実施目標:一般廃棄物における可燃ごみの量を令和2年から30%削減する
CO2削減期待値:446トン
推進に向けた施策案:リサイクルステーションの開設(食品トレイ、古紙、空き缶、ペットボトル、廃油など)

ごみを減らした効果として、焼却処理で発生するCO2削減だけでなく、収集に係る費用や焼却処分に係る費用が削減されることで、教育・医療などへ還元することができるメリットもあります。ごみを減らすためには、可燃ごみで大部分を占める生ごみの削減とリサイクル分別の強化が重要です。各家庭、商店、飲食店や地区公民館とも協力しながら取り組みを広げていく体制づくりを行っていきます。
ペットボトルキャップをリサイクルすることで、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の発生を抑え、地球温暖化防止に貢献することができます。
ペットボトルキャップをプラスチックごみとして焼却処分すると、400個で約3キロのCO2が発生します。
ペットボトルキャップを回収してリサイクルすることで、海洋プラスチックごみの削減にも寄与することができます。また、ペットボトルキャップを回収し、リサイクル業者に売却した収益をワクチン支援団体に寄付する運動もあります。
町では、各家庭、公民館から集まったペットボトルキャップ9万5890個のリサイクル収益を、世界の病気で苦しむ子どもたちに役立てられるよう「世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄付しました。また、同時に719キロのCO2削減を達成することができました。

◇将来の目標
家庭 ペットボトルや缶などの資源/生ごみ

リサイクルステーション

リサイクル業者/バイオガス発電

◇エコキャップ回収内訳
・飯豊中学校 43.1kg
・第二小学校(白椿地区公民館分を含む) 126.5kg
・中部地区公民館 5kg
・西部地区公民館 48.4kg
合計 223kg

問合せ先:役場住民課生活環境室
【電話】87-0514

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