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自治体の皆さまへ

令和5年度 6月補正予算豊かさ共創社会に向け加速!(3)

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山梨県

◇日本初の大学院を山梨から
児童虐待への対応で中心的な役割を担う人材を養成する大学院を、県立大学に設置します。児童虐待問題に特化した大学院は日本初となります。
近年、全国的に児童虐待の対応件数が増加傾向にあり、また、虐待の背景にある問題も多様化しているため、担当する職員の専門性を高めることが重要です。
大学院を修了した方が、在学中に得たスキルを生かして困難な虐待事案にも的確に対応することで、本県そして全国の未来を担う子どもを守ります。

◇山梨県民総DXを目指して
デジタル技術を活用して生活をより良いものに変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)の意識を県民の中に醸成するため、中小企業や自治会、学校などで、講座・研修会を実施します。また、宿泊業の人手不足に対応するためのセミナー開催や専門家の派遣、中高生・大学生に対しデジタル技術を活用して地域の課題を解決する学び(PBL)の機会を提供していきます。
県民の皆さんがデジタル技術に慣れ親しむことで、業務の効率化や生活の利便性向上など、さまざまな恩恵を受けられるようになります。

◇妊娠・出産を望む方を支援
不妊治療を受ける方の経済的負担を軽減するため「先進医療」の費用を助成します。
令和4年4月以降、体外受精などの治療も保険適用となりました。昨年度に県が実施した「不妊治療に関する実態調査」において、67・1%の方が保険の適用されない治療に対する助成を希望していることが分かりました。
その中でも、先進医療は妊娠率を高めるといわれており、経済的負担を理由に高額な先進医療を諦めることのないよう県が支援し、誰もが安心して妊娠の望みをかなえられる環境を整えていきます。

◇子どもの健やかな成長のために
こども食堂へ生鮮食料品などが安定的に寄付されるよう、寄付の受け入れと保管ができる場所の整備に対し助成します。
こども食堂に寄付される食材は加工食品が多く、野菜や果物などの生鮮食料品は少ない状況ですが、道の駅やJA直売所などに大型冷蔵庫や倉庫が設置されることで、農家から余剰となった生鮮食料品を安定的に受け入れることが可能となります。
こども食堂の充実を通じて、県内の全ての子どもが健やかに成長できる社会を目指します。

◇国籍や民族の違いを超えて誰もが活躍できる社会へ
本県在住の外国人と地域住民とが互いの文化を理解し、多様な価値観を認め合うことができる多文化共生社会を実現するため、交流イベントを開催します。準備段階から日本人と外国人が協働することで交流を促進し、信頼感や自己肯定感の醸成を図ります。また、外国人が安心して医療機関を受診できるよう、電話医療通訳サービスの利用促進に向けた試行的な取り組みを行います。
国籍、性別、年齢や障害の有無などを問わず、多彩な人材が集うことで「集合知」が形成され、さまざまなイノベーションが導かれる「共生社会やまなし」を目指していきます。

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