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自治体の皆さまへ

令和5年度 6月補正予算豊かさ共創社会に向け加速!(4)

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山梨県

■〔「開の国」づくり〕「甲斐の国」を「開の国」へ
それぞれの幸せに向かって自分の道を選び、人生を歩んでいく。そんな県民の皆さんの豊かさ獲得に向けて、できる限り多くの、そして豊かな選択肢を提供します。
県が目指す「開の国」では、交通ネットワークの整備はもちろん、多様なバックグラウンドを持つ人々が山梨に集い、それぞれの個性が目一杯発揮できる、多様性に富んだ開かれた社会を築きます。有形・無形の道を開き、個性を尊重する社会をつくることで、本県には多様な選択肢が生まれ、県民の皆さんはその中から、それぞれの幸せと豊かさを追求できるようになっていきます。

◇海なし県が世界への道を開く
人と物が活発に行き交う地域を目指し、空港の整備や空飛ぶクルマの活用について、実現の可能性を研究します。
本県は周囲を山に囲まれ、港湾も空港もありません。しかし、東京や名古屋がぐっと近くなるリニア中央新幹線の開業を見据え、世界への扉、そして県内の交通ネットワークを築いていくことが重要です。
新たな交通手段の活用も検討する中で、大都市と直結するリニア中央新幹線の効果を最大限発揮させ、国内外を問わず交流を深化・拡大するとともに、県民の皆さんの利便性の向上につなげていきます。

◇富士北麓を世界で類を見ない先進的な地域へ
上質な観光地に最先端の首都圏機能を融合させ、新たな時代に求められる世界に類を見ない先進的地域を目指す富士五湖自然首都圏構想の実現に向け、昨年12月に設立した「富士五湖自然首都圏フォーラム」の参画企業と共に具体的な取り組みを加速させていきます。
富士五湖地域が自然首都圏へと発展する過程で、国内外との交流が活発になり、さまざまな背景を持つ人々が集まることでしょう。個性を尊重し合う多様な社会へ、そして多彩な知恵と活動が豊かさを生み続ける社会への進化を、富士五湖地域が先導することが期待できます。

◇地域の強みを生かした教育で子どもの可能性を最大限に
人口規模が小さく、小学校25人学級導入の恩恵を受けられない町村が実施する特色ある教育活動を支援します。
学年の壁を超えた合同授業、自らの学習プランに基づいて学ぶ授業、外国語で交流を行う授業、山村留学の受け入れなど、小規模な学校ならではの教育活動により、課題解決能力やコミュニケーション力、発信力など、子どもが持つさまざまな資質・能力を最大限に伸ばします。
25人学級と併せて県全体の教育の充実を図ることで、山梨で育った子どもが山梨の発展に貢献したり、日本中、世界中で活躍したりする、そのような人材を育て上げる環境づくりを進めていきます。

◇全国初!県が協調出資しスタートアップの成長を後押し
まだ世の中にない新しいアイデアをビジネスとして市場を開拓する企業をスタートアップと呼びます。スタートアップは新たな産業を生み出し、雇用を増やし、今ある企業の新たな挑戦にもつながる地域活性化の起爆剤です。
スタートアップの創出や県外からの誘致・定着を図るため、県青少年センター(甲府市)旧本館を改修し、専門的な支援やコミュニティを形成する支援拠点を整備します。さらに、資金調達を支援するため、ベンチャーキャピタルなどと連携し、協調してスタートアップに出資する、全国初の取り組みを始めます。
こうした取り組みにより、県内にスタートアップを呼び込み、県民の皆さんの所得向上や仕事の選択肢拡大につなげていきます。

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