■〔トピックス〕子猫の命をつなぐミルクボランティア
ーセンターの支援があるので安心ですー
今年3月からミルクボランティアを始めた有泉さんご一家にお話を聞きました。
有泉花葉さんは、結婚前には猫を保護するボランティア活動をしていました。義母のちとせさんが「赤ちゃんから猫を育ててみたい」と言うのを聞いて、すぐにミルクボランティアのことが頭に浮かんだそうです。
3月初めに動物愛護指導センターに電話して問い合わせると、2日後には講習を受けることに。ミルクボランティアの登録が完了し、3月29日には手のひらサイズよりも小さい4匹の子猫がやってきました。
生後間もない子猫は夜中も2~3時間おきにミルクを飲ませなければいけません。ちとせさんは、「ミャーミャーと鳴き声が聞こえてきたらミルクをあげればいいので、思っていたほどきつくない」と話します。
飼育に必要なミルクやペットシーツなどはセンターから支給されます。分からないことがあれば、センターの獣医師に相談することができるから不安はないそうです。
一緒にお世話をしてくれているちとせさんの次男・大和くんは小学4年生。大和くんが子猫に哺乳瓶を近づけると、あっという間にミルクを飲み干していました。150g前後だった子猫の体重は、約1カ月で550g~650gにまで増えていました。
すくすく育つ子猫たちの成長は、家族の絆を深めてくれたと感じている花葉さん。「一緒に世話をするうちに、家族同士何でも話せる関係になりました。子猫たちがみんなを笑顔にしてくれます」
ミルクボランティアへの預託期間は2カ月間。有泉さんご一家は、健やかに育った子猫たちとお別れすることになります。寂しいけれど、幸せに生きてくれることを願いつつ。
◇もっと知りたい!
・TikTokでセンターにいる犬猫たちのかわいい日常動画を配信中!(本紙二次元コード参照)
・犬猫の飼い方教室+譲渡会を開催しています!当面の日程は次のとおりです。いずれも事前の申し込みが必要です。
〔猫との暮らし方教室〕7月10日(水)、23日(火)、8月8日(木)、23日(金)
〔犬の譲渡前講習会〕7月20日(土)、8月13日(火)
〔親子動物愛護教室〕8月1日(木)、10日(土)
問い合わせ先:
・衛生薬務課【電話】055-223-1488【FAX】055-223-1492
・教室等について…山梨県動物愛護指導センター【電話】055-273-5034【FAX】055-273-5614
<この記事についてアンケートにご協力ください。>