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自治体の皆さまへ

【HealthyLife】うえのはら健康家族~保健師からのメッセージNo.125~

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山梨県上野原市

■今月のテーマ
産前産後のホッとスペース「こ・こ・あ」
産前産後ケアセンター「ママの里」を利用しましょう!

近年は新型コロナウイルス感染症の影響で、立ち会い分娩の制限や出産後の面会制限、妊産婦の各種教室の中止や開催制限など、さまざまな制約のある中で、大変な思いをしながら妊娠や出産の時期を過ごした妊産婦さんが多く見られました。
またコロナ禍で、産後の育児の協力を祖父母や身近な人たちに気軽に頼みづらくなり、夫や同居家族と協力して育児をしている人が多い状況でした。新生児訪問時に、父親も一緒に育児をしている姿を見ることが多くなり、育児休暇を取得している父親が増加している様子も伺えます。

妊娠・出産の時期は人生において、心も体も大きな変化が起きる時期です。特に出産直後の子育ては産婦自身の体調回復もこれからという時期でもあり、不安が大きいのではないでしょうか。授乳や抱っこがうまくできずに自分を責めたり、行き場のない気持ちを家族に向けてしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、市で実施している育児相談「産前産後のホッとスペース「こ・こ・あ」」や、笛吹市にある産前産後ケアセンター「ママの里」を利用してみましょう。

上野原市では、「ママの里」の利用者が年々増加していて、昨年度も5組の母子が利用しています。
利用した産婦さんからは、「肩の荷が少しだけ下りました」「授乳方法や乳首のトラブルの対処、抱き方のアドバイスをもらい育児が楽になりました」……など、思い切って利用して良かったとの声が多くありました。

安心して「ママの里」を利用するためには、行き帰りの送迎や留守中の家事など、家族の理解と協力がとても大切です。
「ママの里」を利用して、少し体や心を休めたり、リフレッシュしたりした方が良いと思われる妊婦さんが身近にいましたら、ぜひ利用することを勧めてください。
また、お住まいの地区には担当保健師(マイ保健師)がいますので気軽にお声がけください。

●産前産後のホッとスペース「こ・こ・あ」
令和4年度から、毎週火曜日の午前中に、総合福祉センターふじみ2階で助産師による授乳相談、乳房ケアや保健師による子育て相談を行っています。
「こ・こ・あ」での主な相談内容は、産後の授乳相談が約70%、次いで子どもの体重・身長測定希望や育児相談が41%でした。まずは気軽にお電話ください。どんな些細なことでも大丈夫です。

●産前産後ケアセンター「ママの里」
ママの里は、妊娠中からさまざまな相談を受け、子育ての心配など、産後の疲れたお母さんの心と体に寄り添いながら、明るい気持ちで子育てができるようにサポートする県内唯一の施設です。

問合せ:子育て保健課
【電話】62-1199

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