■睡眠時間はひとそれぞれ 日中の眠気で困らなければ十分
今回は、睡眠コラムの2回目です。睡眠障害対処12の指針の第1項目からご説明します。
お昼のテレビ番組で「よく寝ていないとボケる」と言っていた、知り合いから「睡眠は8時間取らないといけない」と言われた、自分の睡眠は大丈夫なのかと相談に来られる人がいます。
本当でしょうか?答えは、そうとも、そうでないともどちらとも言えないのです。
睡眠時間がどの程度必要かを判断するには、年齢、性別、仕事の内容(交代勤務の有無)、体の病気、心の病気、睡眠の病気(例えば無呼吸)があるかなどを正確に判断する必要があります。
睡眠にとって大切なことは、その人にあった睡眠時間、睡眠リズム、睡眠の質を見つけることです。睡眠時間に全くこだわらないのは良くないのですが、こだわりすぎることもまた、良くないのです。
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