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帝京科学大学ねこの目報道部ネコノメVol.53

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山梨県上野原市

帝京科学大学の学生サークル「ねこの目報道部」は、学生生活や専門分野に関する学内外の情報を発信するフリーマガジン『ネコノメ』を発行しています。
『広報うえのはら版ネコノメ』では、主に地域情報を学生の目線で紹介しています。

■上野原市の「昔」と「今」を知る旅!
今回ねこの目報道部は、上野原市観光協会を取材させていただき、上野原市の「昔」と「今」に目を向けた、新しい取り組みについて、お話をお聞きしました。
甲州街道。江戸の時代には日本の主な道「五街道」の一つとされていた江戸と甲州、信州をつなぐ道筋のことを指します。そんな甲州街道の宿場で5月から「甲州街道御宿場印めぐり」がスタートしました。
甲州街道御宿場印めぐりは、旅の道中に立ち寄ったお寺や神社で御朱印を集めるのと同様に、街道を歩いた証明や記録として「御宿場印」を集めるというものです。集めた御宿場印は、各所で販売している「甲州街道御宿場印帳」に保管することもできます!

この企画は、甲州街道を歩く人々から歩いた記念や証が欲しいという多くの要望があったことから、約2年の期間を経て実現に至りました。年々甲州街道を歩く人が増えてきているので、自分の歩いた足跡を形の残る「証」として多くの人に利用して欲しいと佐藤さん(一般社団法人上野原市観光協会会長)。
上野原市内では上野原宿や鶴川宿など、4宿の御宿場印をそれぞれ指定のお店や神社、お寺で購入できるので、ぜひ立ち寄ってみてください!
販売場所などの詳細は、ふらっと上野原(観光案内所)などでもらえるチラシの裏面をご確認ください。一方、「昔」の上野原を知ってもらう御宿場印という取り組みに対して、上野原市の「今」の魅力を知ってもらうためのイベントも開催されています。

3月と5月に行われた「ふらっとうえのはら駅前マルシェ」では、地元の新鮮なハーブや野菜、ワインや特産品が販売されました。ワインソムリエの堀内茂一郎さんや、山梨大使で、シェフの堀内浩平さんが招かれ、他のマルシェとは一味違うイベントだったようです!
また、今回取材させていただいた、〝ふらっと上野原(観光案内所)〟では、東日本大震災の被災地で、上野原市と交流のある宮城県の女川町の特産品を販売しています。6月3日(土)には、女川町のみなさんと上野原♥ハートのメンバーによる海産物市が行われるそうですよ!
さらに、6月11日(日)に秋山地区の桜井隧道で開催予定のトンネルアートフェスでは、トンネルの中で光や音を活かしたさまざまな絵や芸術作品が並べられ、一日限定の美術館のような空間になる予定だとか!入場料は無料で、誰でも見ることができ、トンネルの出入口には出で店みせも並ぶ予定だそうです。
今回記事にさせていただいた取り組み以外にも、上野原市には市民にもあまり知られていないような歴史や、新たな魅力が沢山あるそうです。

そういった「知らなかった」に目を向けるきっかけとなるような取り組みを、今後も広報うえのはら版ネコノメにて少しずつ紹介をしていく予定ですので、みなさんも御宿場印めぐりやイベントを通して、意外な上野原市の魅力を覗いてみてはいかがでしょうか?
(ずくうりすけろく)

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