地域で助け合う仕組みづくり「避難行動要支援者支援制度」
◆避難行動要支援者支援制度の名簿整備を進めています
市では、地域で助け合う仕組みづくりを推進し、災害時に自ら避難することが難しい人を支援するため、避難行動要支援者名簿の整備を進めています。
災害発生時などに、避難行動要支援者の避難誘導や安否確認、避難所での生活支援などを行うためには、日ごろから居住地や生活状況などを把握し、地域で共有することが必要です。
この名簿情報は、平常時から消防団、警察署、民生委員・児童委員、社会福祉協議会、区長などの避難支援等関係者に提供され、地域での訓練や安否確認体制の構築など、避難支援活動に役立てられます。
また、名簿登録者の中で重要度の高い人から、一人ひとりの状況に合わせた避難場所や避難経路などの具体的な情報をまとめた「個別避難計画」の作成も併せて進めています。
◆名簿への登録方法
名簿の登録対象者(1)~(5)のいずれかに該当する人を対象に、今年度(10月1日現在)市から登録申請書を送付します。この制度において、避難支援等関係者への名簿情報の提供に同意し、避難支援を希望する人は、同封の返信用封筒を利用して登録するか、やなましくらしネットから登録申請をお願いします。
(6)に該当し、避難支援を希望する人は、福祉課または支所・出張所に備えてある登録申請書に必要事項を記入の上、提出してください。
◆避難支援等関係者へ提供する名簿情報
氏名、生年月日、性別、住所または居所、電話番号その他連絡先、避難支援などを必要とする理由など。
◆ご注意いただきたいこと
・既に登録(同意)している人は、変更の申し出がない限り自動継続としますので、再提出の必要はありません。ただし、申請内容に変更が生じた場合は、福祉課および支所・出張所に備えてある変更届を提出してください。
・登録(同意)することにより、災害時に確実に支援を受けられるものではありません。避難支援等関係者が被災し、支援できない場合もあります。
・避難行動要支援者名簿の登録対象者名簿は、市で整備しています。今回登録(同意)しない人についても、災害時や災害のおそれがある場合は、災害対策基本法に基づき、避難支援等関係者に名簿が提供される場合があります。
◆上野原市避難行動要支援者名簿の登録対象者((1)〜(6)いずれかに該当し、在宅で生活する人)
(1)介護保険の「要介護認定3以上」の人
(2)身体障がい者障がい程度等級表の級別「1級および2級」の人
(3)療育手帳判定基準の障がい程度「最重度(A1)および重度(A2)」の人
(4)精神障がい者保健福祉手帳の障がい等級「1級」の人
(5)75歳以上の一人暮らし高齢者
(6)(1)〜(5)以外で支援を必要とする人
問い合わせ:福祉課福祉総務担当
【電話】62-4133
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