◆今月のテーマ 事故防止の気配りでのびのび子育て
子育てをしていて、子どもの日々の成長の早さに驚いた経験はありませんか。子どもは、成長とともに活動範囲が広がり、動きも活発になりますが、ときに思いもよらない事故が起こることがあります。
◇乳幼児の事故の要因とその例
・身長や手足が小さい…大人にとっては危険でない隙間に指や手足、頭をはさんだり、些細な段差で転倒する
・喉が細い…小さな異物を誤って飲み込んで窒息を起こす
・身長が低い…周囲の物に視界がさえぎられ、交通事故などに遭う
◇乳幼児の事故防止対策の例
・熱源は床に置かず、乳幼児の手の届かない所へ置く、または周りに柵を設置する
・食べ物・飲み物をテーブルの端に置かない
・テーブルクロスをしない
・台所に乳幼児が入れないよう柵をつける など
◇もしものときのために普段から情報収集を!
もしものときに慌てず対応できるよう、普段から情報収集し、事故防止の知識をつけましょう。
情報は、市の「子育て応援サイト」や上野原市公式LINE「子どもの救急」を参照してみてください。
◇子育て応援サイト(市ホームページ)【HP】https://www.city.uenohara.yamanashi.jp/site/kosodate/1505.html
◇子どもの救急(市公式LINE)※公式LINEメニューの「子育て」から「子どもの救急」へお進みください。
◇事故防止のために常に気配りを!
事故防止の気配りをすることとは、すなわち親が目を離しても安心・安全な環境を作るということです。「子育て中は何かと大変!」でも、事故が起こったらもっと大変です。「うちの子は大丈夫だろう」と考えず、事故防止のための気配りを忘れないでください。
「危ないからさわっちゃダメ!」「そこは危ないから行ってはダメ!」などと、ついつい子どもを怒ってばかり…そう思うことはありませんか?事故防止の気配りをすることは、このような言葉を減らすことにもつながります。子どもの意欲や好奇心を尊重するような関わり方をすることが、のびのびとした子育てにもつながります。
子どもの事故の原因は、年齢とともに変わります。また、乳幼児の事故は、周囲のちょっとした気配りでそのほとんどを防ぐことができます。
事故が起きてから後悔することがないように、子どもの発達度合いに合った事故防止対策を常に考え、実行していくことが大切です。
問い合わせ:子育て保健課
【電話】62-4134
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