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特集 ここからはじまる楽(らく)がある 楽(たのしみ)がある。(1)

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山梨県上野原市

■『人生百年時代』
この百年時代を豊かに自分らしく生きていくためには、ただ寿命を延ばすことよりも、元気で健康な心身状態で過ごすことができる期間である「健康寿命」を延ばしていくことが大切であると言われています。
いつまでも元気で自分らしく生きるため、また、介護が必要な状態にならないために必要なことの一つとして、活動することや人との関わりを持つことが挙げられます。
今回は、介護予防に関する特集として、市が実施している通所型サービスにおいて、人との交流を楽しみながら意欲的にされている人や、その活動の様子、「健康寿命」を延ばすために必要なことについて紹介します。
市では、平成30年より、要支援認定者・事業対象者を対象に「はつらつ元気あっぷ教室」を実施しています。教室の参加者は、「現在の身体機能を維持すること」、「○○ができた少し前の自分に戻ること」を目標として活動しています。教室では、保健や医療の専門職から生活上の注意点や必要な活動の助言などを受けることにより、参加者みずからが、身体機能維持のために必要なことは何かに気づき、行動することにつながっています。この教室は、いわば期間を設けて機能訓練を行う、通いのサービス(デイサービス)です。

■参加者の声
「はつらつ元気あっぷ教室」に参加されている人からコメントをお寄せいただきました。

この教室に通うようになってから「運動をしないといけないな」と思うようになり、自宅の周りを散歩するなど、少しずつ運動をするようになった。膝が痛いので、立ったり座ったりが大変だったけれど、この教室に通うようになってから少し楽になってきた気がする。教室には、さまざまな地域の人が参加しているから、いろいろなお話ができて楽しい。(87歳女性)

家に居てもつまらない。週に1回、この教室に来るのが楽しみ。毎回1時間の教室の時間があっという間に過ぎる。(82歳男性)

この教室での活動は、普段の生活の中では使わない部分を使うため、活動後とても気持ちが良いし、体が軽くなる気がする。体が軽くなり、よく動くようになってうれしい。(80歳女性)

これまで家族の介護など、自宅のことを優先して生活してきた。自分自身も元気でいないといけないと思い、この教室に参加させてもらうことにした。足の力が弱くなってきて歩くことに対して不安が強かったが、今はできる範囲で少しずつ歩くようにしていて、前よりも不安が少し和らいだ気がする。この教室はいろいろな人と話したり運動することも楽しい。毎週参加するのが楽しみ。(78歳女性)

以前、この教室と同じようなところでスタッフのお手伝いをさせてもらったこともあったが、今は教室の参加者として参加している。いろいろな症状がある中で、自分のできる範囲で取り組んでいる。この教室では、自宅でできる運動のヒントをもらうことができるため、教室に来ているときだけではなく、自宅での活動にもつながっている。(86歳男性)

問合せ:長寿介護課地域包括支援担当
【電話】62-3128

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