■市長への提言
上野原市男女共同参画推進委員会は、2月19日、村上市長に令和5年度の活動報告を届けるとともに、「市長への提言」を申し入れました。
この1年間、委員会は「広報うえのはら」で「スマイルニュース」の掲載を毎月続け、ぴゅあフェスティバルで寸劇を上演するなど、男女共同参画社会実現のための啓発活動に取り組みました。委員自身も毎月の委員会や外部の講座を聴講するなど認識を深めてきました。
市長への提言は、次の8項目を申し入れました。
(1)家庭内における男女間の古い固定観念の払拭
(2)政策意思決定過程への女性の参加
(3)本市の男女共同参画推進委員について
(4)仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)
(5)相対的貧困率の改善
(6)女性に対する暴力(女性の人権の侵害)
(7)小中学校時代における男女共同参画社会の基礎基本について
(8)地域における男女共同参画について
市長との懇談の中で、提言(1)に関して、若い人たちの間では、家事や育児の分担について進んできてはいても、男性の育児休業の取得などについては、一層の努力が必要となっていると話が進みました。上野原市では、女性職員の管理職への登用が進んできましたが、男性を含めた勤務条件の改善が求められています。
人口減少、少子高齢化が進んでいる市の状況を考えると、地域や民間企業でも、男女共同参画社会の実現のための活動が必要になってきているなどの話が語られました。
問合せ:市男女共同参画推進委員会(総務課総務担当内)
【電話】62-3117
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